全幅2.4m!? 新型「超幅広“クーペ”」初公開! 斬新「コウノトリ“ウィング”」&4つの“動力源”搭載の「カルメンS」西で登場
最大1100馬力を発揮するモンスターマシン
スペインの老舗自動車メーカー「イスパノ・スイザ」は、2024年6月13日にハイパーEV「Carmen Sagrera(カルメン・サグレラ)」を発表しました。最大1100馬力を発揮するこのハイパーカーについて、その詳細を見ていきましょう。
今回のカルメン・サグレラは、「イスパノ・スイザ」のブランド120周年を記念して製作された電気ハイパーカー。イスパノ・スイザはこれまでも電気ハイパーカーを展開しており、このカルメン・サグレラは3番目のモデルとなります。
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ボディサイズは全長4771mm×全幅2382mm×全高1242mm。参考までに、日産「GT-R」のボディサイズは全長4710mm×全幅1895mm×全高1370mmです。
エクステリアで目を惹くのは、グッと盛り上がったフェンダー。また、高級感溢れるフロントグリルも魅力的です。
さらに、後ろ姿で特徴的なリアウイングはブランドロゴのコウノトリの翼をオマージュしており、アルファベットの“V”のような特徴的なデザインになっています。
インテリアは、黒と赤の革のディテールが印象的なアルカンタラの座席を採用。スポーティな雰囲気としています。
パワートレインには、205kWを出力するモーターを4つ設置。システム総合最大出力1115馬力、最大トルク約118.2kgf-m以上を発揮し、停止状態から時速100キロまで、わずか2.6秒で到達します。
さらに、高度なブレーキ・サスペンションシステムを採用しています。
イスパノ・スイザのメインデザイナーであるFrancesc Arenas氏は「伝統を保ちつつ、スポーティさを強調し、顧客の願望を満たしました」と述べています。
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カルメン・サグレラは、2024年7月に英国で行われたイベント「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」で紹介され、観客からも注目を集めていました。