2023年3月19日の記事を編集して再掲載しています。

基本から見ていきましょう!

アプリのアイコンにもなっているGoogleマップのピン。目的地にピンを落として、その場所までの経路を教えてくれるこれがなかった時代どうしてたんだろうっていうくらい、便利なものです。そんなGoogleマップの基本の「き」であるピンについて、今日はゼロからおさらいしていきます。(アプリもウェブも両方!)

ピンを落とす

Screenshot: Google Maps

まず、ウェブの場合。ピンは一回のクリックで落とせます。アプリの場合はスクリーンを長押し。それだけです。すると、ピンの情報カードが出てきます。住所が書いてあるか、もしくは「指定した地点」と出てきます。

もし落としたピンが道路だった場合、ストリートビュー写真が出てきます。その写真をクリック、またはタップするとその場所に関する写真を見ることができます。こうすることで、実際にその場所に行く前に、例えば道の狭さとか状況をチェックできるので便利です。ピンの情報カードには、「経路」「ナビ開始」「電話」「共有」などなど次のアクションが取れるようになっています。もし、ピンを落とした場所に情報がない場合は「地図に載っていない場所を追加」できます。

他の便利機能としては、Googleマップをウェブで使っている方は、ウェブで開いた場所を同じGoogleアカウントでログインしているスマホに「モバイルアカウントに送信」で送れます。スマホでGoogleアプリを使っている方は、「距離を測定」で、落としたピンから別の指定した場所までの距離を測れます。

ピンをマップに保存

Screenshot: Google Maps

一度落としたピンは、ほかの場所をクリック・タップすると消えてしまいます。なので、ピンを落とした場所をあとでまた見たい時には、保存しておくのがいいでしょう。情報カードに「保存」があるので、押してみましょう。すると、リストが出てきます。「スター付きの場所」「お気に入り」「行ってみたい」などカテゴリー別に分けて保存できます。

「保存」以外にもピンをマップに保存する方法として「ラベル」があります。ラベルの追加をして自分でピンに名前をつけることができます。自分がつけた保存とラベルは、自分以外の他の人には見えないようになっているので安心してください。逆にそれを公開することもできます。リストとラベルの左上のメニューボタンから「保存しました」をクリックすると保存したリストに行けます。それぞれのリストやラベルをそこから非公開、共有、一般公開することができます。スマホの場合は、「保存済み」から同じようにできます。

現在地について

Screenshot: Google Maps

最後に、行きたい場所を見つけるのではなく、自分がいる場所を見つけるピンをご紹介します。待ち合わせで「私は今ここらへんにいる」と教えたい時、文字で書くより一目瞭然です。

自分がいる場所を教える場合は、ピンを落とすのではなく、地図上で光る青い丸を見つけてください。それが自分がいる場所です。するとその下にオプションが出てきます。「現在地を共有」「調整」「駐車を保存」などです。「調整」で今いる位置をもっと正確に調整できたり、「駐車位置を保存」では駐車した時に保存しておけば、自分の車をどこに停めたかわからなくなった時に便利です。

「現在地を共有」では自分のいる場所を他の人とシェアできます。この場合、共有する時間の設定もできます。最小で1時間、最長で1日、もしくは自分が無効にするまでというオプションがあります。共有もメッセンジャー、メールアドレスなどコンタクトがある人にワンタップで送れますし、リンクでも共有できるようになっています。

経路を探す以外にも、基本的な部分だけでこんなに機能があります。こうなるとほかにも使ったことのない機能がありそうで知りたくなりますね!

Google I/O 2023に期待すること