よくある隣人同士のトラブルが原因で、英国にある普通の木がちょっとした観光名所になっています。こんもりと茂った葉っぱの部分が、見事に半分だけ切られてしまっているのです。

↑どうしてこんなことに?(画像提供/SWNS/YouTube)

 

英国のシェフィールド郊外にあるこの木が、無様にも半分に切られてしまったのは、2021年のことでした。木はちょうど2棟の戸建て住宅の間に植えられていたのですが、片方の住民が、鳥が木に巣を作り、たくさんのフンを落とすと怒っていたそう。そんなことから、両家がこの木をめぐって言い争うことに。

 

抗争は1年にもおよび、最終的に鳥のフンに怒っていた側の住民が、自分の家に面している側の木の半分を切り落とすことになったのだそうです。

 

この木は今でも半分に切られたままで、この木を見にくる人までいるとのこと。そのためか、Googleマップでは観光名所としてタグ付けされ、訪問した人はレビューを残しています。

 

また、この地域のGoogleストリートビューでは10年前に撮影された画像が使われているため、半分に切られる前の木が映っているそうです。

 

ある訪問者は、レビューに「遠くから出かけてまで見るほどのものではないが、近くにいたら見てみる価値がある」と表現しています。

 

【主な参考記事】

New York Post. Bizarre half-cut tree from neighbor dispute becomes an unlikely tourist attraction thanks to Google reviews. June 26 2024