金融庁が設けた有識者会議は26日の会合で、内外から広く資金を集め、新興企業に供給する投資会社「ベンチャーキャピタル(VC)」に期待する取り組みなどを掲げた指針案を示した。

 投資家代表で構成する諮問委員会の設置などを通じ、説明責任を果たすことを推奨。VCのガバナンス(企業統治)強化や情報開示の促進で資金を呼び込みやすくし、政府が掲げる「資産運用立国」の実現を図る。