サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip6」と「Galaxy Z Fold6」は、折りたたみ画面のシワが目立たなくなるとの噂が相次いでいました。今度は、それがどの程度なのかを推測できる試作機の画像がネット上に流出しています。

↑流出した「Galaxy Z Flip6」と「Galaxy Z Fold6」のダミーモデル(画像提供/9to5Google)

 

米9to5Googleは、信頼性の高いリーカーSonny Dickson氏を通じて、両モデルのプロトタイプ写真を入手したとのこと。この画像には、それぞれの外側と内側のディスプレイが写っていますが、第6世代でもディスプレイには大きな折り目がついているようです。

 

とはいえ、このデバイスはあくまで試作機(あるいはダミーモデル)であり、ここから大幅な変更が加えられる余地が残されています。全体的なボディは最終的な製品と同じながらも、画面だけは古いバージョンを装備している可能性もありそう。

 

今回の画像には、両デバイスともヒンジ(折りたたみ軸)部分に「Samsung」と刻印されています。通常のダミーモデルは、あくまでサードパーティーがアクセサリを開発するために自作するものであり、こうしたロゴまで入れる必要はないはず。サムスン社内から流出したことを示しているのかもしれません。

 

また、両デバイスとも折りたたみ画面まわりのベゼルが前モデルより狭くなっているようで、全体的なサイズが小さくなるか、サイズは同じのまま画面だけ大きくなるとも考えられそうです。

 

サムスンはGalaxy Z Fold 6とGalaxy Z Flip 6を、新型ワイヤレスイヤホンやスマートウォッチと同時に、7月10日にパリで発表する予定と見られています。実際に発表される製品版では、シワが小さくなっているように祈りたいところです。

 

Source: 9to5Google