Blackmagic Designは6月24日、シネマライクの映像を撮影できるアプリ「Blackmagic Camera」のAndroid版の提供を開始した。「Samsung GalaxyおよびGoogle Pixelスマートフォンにデジタルフィルムの機能とコントロールを追加する」といい、アプリは無償でダウンロードできる。

iPhone向けに配信されている動画撮影アプリのAndroid版。「ハリウッドの劇場映画と同じシネマライクなルックを誰でも作成できるようになる」という。インターフェイスは同社製カメラと同じで、直感的かつユーザーフレンドリーな仕様で、フレームレートやシャッターアングル、ホワイトバランス、ISOなどの設定をタップ一回で調整できる。

スマートフォンを縦持ちした状態でも16:9の撮影が可能

H.264またはH.265で収録可能で、8Kまでのファイルフォーマットに対応。自動プロキシ生成も利用できる。16:9または縦長のアスペクト比で撮影でき、「目立たないように撮影したい場合は、携帯電話を縦向きにして16:9を撮影可能」という。

同社のクラウドサービス「Blackmagic Cloud」と統合されており、スマートフォンで収録したクリップをクラウド経由で共有、自動同期できる。チャット機能も内蔵されているため、アプリ内でBlackmagic Cloudのプロジェクトメンバーとコミュニケーションを取ることもできる。