「LUMIX GH6」

パナソニックは、発売中のミラーレスカメラ「LUMIX GH6」向けに、動画撮影機能を向上させるVer.3.0ファームウェアの配信を開始した。別売りのXLRマイクロホンアダプター「DMW-XLR2」に対応するほか、ARRI製シネマカメラとのカラーマッチングが可能な「ARRI LogC3」に対応する。

ファームウェアアップデートは無料だが、新たに対応したARRI LogC3を使うには、有料のアップグレードソフトウェアキー「DMW-SFU3A」(7月26日発売)が必要となる。価格はオープンプライス、想定予想価格は33,000円前後。

ARRI LogC3に対応することで、ARRIルックを活用したバリエーション豊かな映像制作が可能となり、Log収録の拡張により、ワークフローへ貢献するという。

DMW-XLR2は、最新モデル「LUMIX GH7」と同時に発表されたアクセサリーで、こちらも7月26日発売予定。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は55,400円前後。なお、DMW-XLR2はGH7との組み合わせ時に32bit Float録音が可能だが、GH6では同機能は利用できない。

そのほか新ファームウェアでは動作安定性も向上している。ファームウェアはサポートページで配布中。なお、現在のファームウェアバージョンによってアップデート手順が異なり、Ver.2.0以下の場合は、一度Ver.2.2にアップデートしたあと、Ver.3.0にアップデートする必要がある。