欧州では超有名人のレーマン。はたして今夏、恋人のルイスとともにトリノに活躍の場を移すのか。(C)Getty Images

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 いまや英国のサッカーファンの間でアストン・ビラの“スーパーカップル”は超有名だ。ブラジル代表のMFドグラス・ルイスと、女子チームで主軸を張るMFアリシャ・レーマンのふたりである。レーマンはSNSのフォロワー数が1665万を誇り、英メディアがこぞって“世界でもっともセクシーなフットボーラー”と持て囃し、いまや世界中にファンを持つインフルエンサーだ。
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 そんな仲睦まじい同い年カップルに、大きなキャリアの転機が訪れようとしている。全国紙『La Gazzetta dello Sport』などイタリアの複数メディアが報じたのが、名門ユベントスが両名のダブル獲得にかなり近づいているというニュースだ。

 そもそもは、ルイスのステップアップ移籍が急浮上したところから始まった。ユベントスは1800万ユーロ(約30億5000万円)〜2000万ユーロ(約33億8000万円)の移籍金に、MFウェストン・マッケニーとFWサミュエル・イリング=ジュニアの選手2名を加えたオファーを提示。ビラ側の反応は良好のようで、ルイスとはすでに年俸500万ユーロ(約8億5000万円)の4年契約で口頭合意に達しているという。
 
 さらにユベントスは、女子チームの強化と注目度アップのためにレーマンを迎え入れたい意向だ。その類まれな美貌と破天荒な言動で人気を博すレーマンだが、スイス女子代表として昨夏の女子ワールドカップにも出場しており、鋭い仕掛けからの豪快なフィニッシュで“女性版CR7”とも評される実力の持ち主。英紙『Daily Mail』によると、「ユベントスにレーマンの獲得を提案したのは恋人のルイスである。彼女の獲得で得るフィールド内外での好影響をクラブも真剣に考えているようだ」とされる。

 カップル揃っての欧州名門クラブ移籍となると、かなり特異なケースだけに大きな注目を集めそうだ。ちなみにルイスとレーマンは2019年に交際をスタートさせたものの、2022年に一度は破局。それが昨年末になって復縁を果たし、以降はお互いのSNSでデートする様子などを頻繁に公開している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部