『ドラえもん』のび太のパパの意外な悩み 実は息子も同情するほどの“異能”の持ち主
6月16日は父の日。
『ドラえもん』のエピソード約1000話が見放題の『ドラえもんTV(ティーヴィー)』では、“父の日”をテーマとしたエピソード「雨男はつらいよ」(2009年6月19日放送)を期間限定で無料配信している。
そのなかで、のび太のパパ・のび助の意外な悩みが明らかに…? ドラえもんとのび太が父の日に奮闘する物語を少しだけ紹介しよう。
◆パパはつらいよ
父の日の前日。
明日は大好きなゴルフだというのに、なぜか元気のないパパ。ゴルフクラブを見ながら「気が重いな」とため息を漏らしている。
心配したのび太とドラえもんは、『心の声スピーカー』でパパの悩みを探ることに。
すると、そのゴルフこそが悩みの原因だということがわかる。
というのも、会社の命運がかかった契約を取るため、得意先の社長を連れてゴルフに行くことになっているのだが、雨男であるという理由で上司から嫌味を言われてしまったのだ。
そこで、雨男なのか晴れ男なのかがわかるひみつ道具『雨男晴れ男メーター』で計ってみたところ、パパはマイナス8.5と筋金入りの雨男であることが判明する。
実は、幼いころから雨男であることがパパの悩みだった。昔のアルバムを見てみると、どの写真にも雨が映っていたほど。
「楽しみにしていた日が雨ばっかりなんて、ちょっとかわいそうだね」と、のび太は同情する。
そこで、パパの雨男ぶりを打ち消すほどの晴れ男をゴルフ場の近くまで連れて行けば、なんとか晴れ間が保てるのではないかと思いついたのび太たちは、急いで晴れ男を探すことに。
しかし当日、ゴルフ場に行けないと断られたり、新たな雨男が出現したりと、次々とピンチが襲う。
次第に怪しくなる空模様…。しかも、取引先の社長は大の雨嫌いで、雨が降ったらゴルフを即中止にするという。
のび太とドラえもんは、父の日に“ぴかぴかの太陽”をプレゼントしようと駆けずり回る。