2B-C20GT1(3チューナ/2TB HDD)

シャープは、新作の連続ドラマ・アニメを1クール分(約90日間)、自動で録り置きするAQUOSブルーレイ・3機種を6月15日より発売する。価格はすべてオープンプライス。各製品の店頭予想価格は以下の通り。

2B-GT1シリーズ  ※2K放送用モデル
・3チューナ/2TB HDD「2B-C20GT1」 82,500円前後
2B-GW1シリーズ  ※2K放送用モデル
・2チューナ/2TB HDD「2B-C20GW1」 71,500円前後
・2チューナ/1TB HDD「2B-C10GW1」 63,800円前後

2022年3月に発売した、BDレコーダー「2B-ET1」「2B-EW1」シリーズの後継機。2年ぶりとなる新モデルでは、独自の“新ドラ丸”機能がアップデートし、ドラマとアニメの併用録画が可能に。さらに新番組・特番を一覧表示で案内してくれる機能が追加されたほか、UIを刷新。ボディの高さも、従来の51mmから41.5mmになり、AQUOS画面下に設置できる薄さになった。

なお、3機種の違いはチューナ数とHDD容量で、主な機能は共通となる。

2B-C20GT1の前面と背面

新ドラ丸は、指定した時間帯のドラマ・アニメを自動で録画し、最大1クール分(約90日間)録り置きする機能。チューナー数に応じて同時間帯の録画も行なう。従来は録画対象をドラマ、もしくはアニメをジャンル選択する必要があったが、新モデルではジャンルの併用を実現。「ドラマで2つの時間帯」、「アニメで2つの時間帯」、「ドラマとアニメで1つずつの時間帯」のいずれかを選択できるようになった。

録画した番組は、リモコンの「ドラ丸(アニ丸)」ボタンから呼び出しが可能。見たい番組を選んで再生できる。

もう一つの新しい機能が「新番組/特番おしらせ」。すべてのジャンルの新番組や特別番組、初放送の映画など、番組名や放送局、放送日時を一覧で表示。気になる番組を事前にチェックでき、そのままワンタッチで録画予約できる。

指定したチャンネルのニュース番組を自動録画する「ニュース番組/最新ニュース」や、好きなタレント・ジャンルの番組を自動録画する「おまかせ録画」機能も搭載した。

再生機能としては、録画した番組の見どころを子画面表示で探せる「見どころサーチ」を搭載。録画番組の再生中に、リモコンの「(ポップアップ)メニュー」ボタンを押すことで、録画番組を1分ごとにサムネイル表示。早送り操作をしなくても、見たい場面を効率的に視聴できる。なお、従来機にあった18画面録画リストやタイトルプレビュー、番組内容まるわかりなどの独自再生機能はなくなった。

リモコン

このほか、録画番組のジャンルに合わせて、同社製テレビAQUOSの画質・音質を最適調整する「AIオート高画質・高音質」連動、今まで使っていたAQUOSブルーレイから録画番組を移動する「買換えお引っ越しダビング」、外出先からスマホでリモート予約・視聴できる無料アプリなども用意している。

2B-C20GW1(2チューナ/2TB HDD)

2B-G1シリーズは地上/BS/110度CSデジタルチューナを3基、2B-GW1シリーズは2基搭載。チューナー数に応じて同時録画ができる。いずれも4Kチューナは非搭載。チューナー録画とは別に、LAN経由で1番組録画できる。

2TB HDD内蔵の2B-C20GT1および2B-C20GW1は、地デジDRで約254時間、12倍長時間録画で約2,160時間録画可能。1TBの2B-C10GW1は、地デジDRで約127時間、12倍長時間録画で約1,080時間まで

HDMI出力は全モデル1系統用意。アナログ映像・音声入力は搭載しない。USB端子は前面のみ。LAN端子は無く、無線LANを内蔵する。

外形寸法/重量は、全モデルとも共通で、突起部を除いて430×179×41.5mm(幅×奥行き×高さ)/約2.1kg。