Warner Bros./Photofest 写真:ゼータイメージ

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2014年に公開された『オール・ユー・ニード・イズ・キル』の10周年を記念して、主演のトム・クルーズが自身のSNSを更新。映画ファンからの熱狂的支持を得たSFアクションのアニバーサリーを熱い言葉とともに祝福している。

『オール・ユー・ニード・イズ・キル』は、桜坂洋の同名小説をトム・クルーズ主演で映画化したSFアクション大作映画。トムとはのちに『バリー・シール/アメリカをはめた男』(2017)で再タッグを飾ることになるダグ・リーマン監督がメガホンを取り、エミリー・ブラントやブレンダン・グリーソン、2017年に逝去したビル・パクストンらが出演。公開後にはカルト的人気を生み出した。

トムはInstagramに劇中シーンをまとめた映像を投稿。キャプションでは、「『オール・ユー・ニード・イズ・キル』の公開から10年が経ちました」と切り出し、作品に対する想いを綴っている。

まずトムは、ともに物語を牽引したヒロイン役のエミリー・ブラントに感謝。「最高の友人、そして素晴らしい俳優であることに今一度感謝を伝えたいです」としながら、「この映画での彼女の演技が大好きです。献身、ユーモア、もろさ、そして力強さ。彼女は全てを発揮しました」と本作での貢献を称えている。

トムによれば、10周年の節目で「素晴らしい思い出が蘇った」という。「ダグ・リーマンとの初めてのタッグ作となったこと、勇猛果敢なブレンダン・グリーソンとの再会、そして偉大なビル・パクストンと初めてご一緒できたこと。彼(パクストン)が生み出したパフォーマンスとキャラクターは、この映画にいつまでも残る形跡を残しました」と監督、共演者への敬意を伝えている。

その上で、トムは「このようなトーンを出すのは、簡単な任務ではありませんでした」と述懐。「クリストファー・マッカリーによる執筆、ストーリーテリングのおかげで映画を成立させることができました」と『ミッション:インポッシブル』シリーズでも仕事を共にするマッカリーの貢献を語った後、作品スタッフたちにも感謝を伝えた。「劇場公開に尽力したチーム全員の献身もあり、間違いなく喜びに満ちた製作になりました」。

最後にトムは、ファンに対してもメッセージを贈っている。

「何年にもわたって映画を楽しんでくださった皆さん、ファンでいてくれてありがとう。映画を作ってくださったワーナー・ブラザースにも感謝します。いま取り組んでいる映画についても、共有できるのが待ちきれません。」

トムが言及する“取り組んでいる映画”の一つは、米ワーナー・ブラザース、『レヴェナント: 蘇えりし者』(2015)のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督と進めている“極秘扱い”ののことだろう。2024年初頭、トムはワーナーとオリジナルの新作映画およびフランチャイズ映画を製作する戦略的パートナーシップを締結したことを発表。同企画が、その第1弾になると見られている。

また、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』の続編についても気になるところ。続編企画については、ある時点では脚本が存在していたことが判明しており、エミリー・ブラントも実現に向けたコメントをたびたび語っていた。今回、再びトムがワーナーとの関係を強固にすることで、実現の機運も高まるかもしれない。

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