シャオミのWear OS搭載な最新スマートウォッチ「Xiaomi Watch 2」が日本で発売へ！型番「M2320W1」が技適を取得。FeliCa対応にも期待

最新スマートウォッチ「Xiaomi Watch 2」が日本で発売へ！

総務省が「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」のデータベースを更新し、新たにXiaomi Communications（以下、Xiaomi）が「M2320W1」（認証番号：020-240082）の工事設計認証（いわゆる「技適」）を2024年4月30日（火）付けでTACによって取得しています。

このM2320W1はBluetooth SIGによる認証情報などから最新スマートウォッチ「Xiaomi Watch 2」であることが判明しています。そのため、Xiaomiの日本法人である小米技術日本（以下、シャオミ・ジャパン）が日本でXiaomi Watch 2を発売する準備を進めていると見られます。なお、XiaomiからXiaomi Watch 2について現時点では日本での発売についての案内はされていません。

Xiaomi Watch 2はXiaomiが自社ブランド「Xiaomi」で展開している最新スマートウォッチ「Xiaomi Watch」シリーズのベースモデルで、これまでのXiaomi Watchシリーズは独自プラットフォームを採用してきましたが、新たにGoogleが開発する「Wear OS by Google」となり、チップセット（SoC）にもQualcomm製「Snapdragon W5+ Gen 1 Platform」を搭載し、同社ではスマートウォッチのフラッグシップモデルとして位置付けています。

なお、Xiaomi Watch 2には上位機の「Xiaomi Watch 2 Pro（型番：M2233W1およびM2234W1）」もラインナップされており、違いとしては主にXiaomi Watch 2のケース素材がアルミニウム合金なのに対し、Xiaomi Watch 2 Proではステンレススチールが用いられ、サイズや質量が異なっているほか、Xiaomi Watch 2 Proには温度センサーが内蔵されていて肌温度の測定に対応していたり、体組成計の計測ができるようになっていたりしています。

画面は円形の約1.43インチ466×466ドットAMOLED（有機EL）ディスプレイ（約326ppi）で、明るさが最大600nitsとなっており、電池は容量が495mAhバッテリーで、通常利用で約65時間持ち、充電はマグネット式で充電時間が約45分とのこと。また付属するバンドはTPU製で、サイズが約140×20mmとなっており、別売のオプションでPine Green TPU StrapおよびWhite Leather Strap、Recycled Braided Strap（Black）が用意されています。

その他の仕様では2GB内蔵メモリー（RAM）や32GB内蔵ストレージ、2.4および5GHzに対応した無線LAN（Wi-Fi）、Bluetooth 5.2、5気圧防水、工学式心拍センサー、加速度センサー、ジャイロセンサー、環境光センサー、気圧センサー、電子コンパス、位置情報取得（デュアルバンドL1＋L5：GPS、Galileo、Glonass、Beidou、QZSS）など。サイズは約47.5×45.9×11.8mm、質量は約36.8g（バンド除く）。

12チャンネルのPPGモニタリング機能を備えており、心拍数や血中酸素飽和度、ストレスレベルをより速く、より正確に追跡し、より強力な干渉防止機能を備えており、睡眠パターンをより正確に識別できるようになっているとのこと。また最適化されたプロフェッショナルアルゴリズムモデルを備え、160以上のスポーツ モードをサポートしてより正確なトレーニングデータを提供してくれ、トレーニングをより科学的かつ生産的に行うことが可能となっています。

さらに新しいプロフェッショナルスキーモードでは滑走ごとに距離と平均速度を記録し、結果ページで詳細を確認して「スキートラックマップ」を収集することもできるようになっています。その他、プラットフォームがWear OS by Googleとなったことによってアプリ配信マーケット「Google Play ストア」が利用できるようになり、さらに「Google ウォレット」アプリによる決済サービス「Google Pay」も利用可能で、お店などでの支払いや交通チケットとして使えるようになっています。

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記事執筆：memn0ck