メンフィスがアトレティコ退団へ…自身のSNSに惜別メッセージ「この素晴らしい思い出を大切にしまっておくよ」

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 アトレティコ・マドリードのFWメンフィス・デパイが自身の公式Xを更新し、同クラブを退団する旨を綴っている。

 1994年2月13日生まれのメンフィスは現在30歳。オランダの名門PSVでプロキャリアを始めた同選手は、在籍約4年でクラブ公式戦通算124試合に出場し50得点29アシストを記録するとともに、2014−15シーズンのエールディヴィジ得点王と、英雄の名を冠したヨハン・クライフ賞を受賞した。その後はマンチェスター・ユナイテッドとバルセロナ、キャリア最長在籍クラブとなっているリヨンでもプレー。昨冬からはアトレティコ・マドリードに活躍の場を移すと、今シーズンは度重なる怪我に悩まされつつも、公式戦31試合に出場し9得点をマークしていた。

 そんなメンフィスに関しては、かねてより、今シーズン限りでのアトレティコ・マドリード退団の可能性が取り沙汰されると、同選手の代理人がこれを自認。クラブ側が、今夏に満了を迎える現行契約に付帯している1年間の延長オプションを行使しなかったようだ。

 すると2日、メンフィスは自身の公式Xを更新。「このメッセージを綴った時の気持ちを言葉で表すのは簡単ではない。だって、状況が大きく変わっていたかもしれないと感じているから。多分この話は、別の機会にした方がいいね…」と意味深な前置きをしつつ、クラブを退団する旨を綴っている。

「クラブ、チームメイト、スタッフ、そして特にアトレティのみんなへ。アトレティコの選手として過ごした時間の中で、与えてくれたエネルギーとサポートに感謝している。この素晴らしい思い出を心の中に大切にしまっておくよ。Gracias.Aupa Atleti!(ありがとう。頑張れアトレティコ)」

 オランダ代表としても通算90キャップを誇り、今夏に控えるEURO2024にも出場するメンフィスの新天地は、どこになるのだろうか。


【惜別】メンフィスが自身の公式SNSを更新