渋谷にも大人が楽しめる酒場があった!ユーモアあふれる料理が魅力
渋谷駅から徒歩3分。道玄坂の“裏側”に位置する、お洒落な立ち飲み酒場『嚔(アチュー)』。
店名の由来からここで味わえる料理まで、ユーモアたっぷりの隠れ家的な一軒に、大人たちが注目している!
駅を出て、だんだん人が少なくなっていくけど……
道玄坂と国道246号に挟まれた井の頭線渋谷駅の西口。
“マークシティ”と“フクラス”という新旧ランドマークに挟まれた一画は、駅前こそ昔懐かしい飲み屋街もあり賑わうが、坂上へと足を向けると、雰囲気はガラリ。
人気もまばらなオフィス街の夜は静かで仄暗く、どこかうら寂しい。
だが、5分ほどゆるい上り坂を歩くと、路上のある一角が目に留まる。
看板はないが、ガラス扉の向こうに集う大人たちの存在が、そこが目当てのスタンディングバーだと教えてくれているからだ。
21〜22時頃が最も賑わう。女性のひとり客からカップルと客層も幅広い。酒はクラフトジンや焼酎が充実し、レアな銘柄ものぞく
店の名前は「嚔(くしゃみ)」と書いて、“アチュー”と読む。
噂や口コミで店の存在が広がってほしい、そんなコンセプトからして洒脱。当然、目ざとい大人たちに“発見”され、オープンから1年と経たず、連日賑わいを見せている。
スタンディングながら胃袋を満たせる料理も充実。
近くの人気大衆酒場『大人気(おとなげ)』を経営する砂田兄弟が手掛ける2号店として、界隈からの注目度も高い。興味をそそるユーモアたっぷりのメニュー名もここの名物だ。
写真は、自家製のいくらの醤油漬けと蟹味噌が杯を進ませる「蟹の友和え」¥700。
生牡蠣とハツはポン酢で。「くそガキ、ハツの試み」¥1,200。
旬の素材にもこだわる。「ホタルイカのカナッペ」¥600。
脂の乗ったブリの下には甘酸っぱいシャキシャキのガリを忍ばせて。「ブリガリ」¥800
“0.5軒目”、“1.5軒目”使いする手練れもいるという新・隠れ家だ。
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