教育費に住居費、保険代、投資 など、お金に関する後悔はだれにでもあるもの。今回は読者のしくじり体験談と、失敗から学んだことを紹介。30代〜50代のESSE読者の体験談を教訓に、お金のしくじりを回避しましょう。

ケース1/占いを信じて始めた投資信託で100万円以上のマイナスに

「数年前、“金運が最強”という占いに舞い上がり、親せきがすすめる投資信託を300万円購入。ところが、直後にウクライナ侵攻が始まり、一気に200万円の損失になってしまいました。現在は少しもち直したものの、100万円以上の損失。事前に勉強してから始めるべきでした!」(C.Fさん 37歳・自営業)

【教訓】

投資はリスクがあることを理解して分で考えて決断するべき。

ケース2/住宅ローンがないからとムダづかいしていたら家の修繕に100万円以上かかった

「夫の両親と同居で住居費がかからないからと、夫婦で高級時計や高級車を買うなど、散財していました。ところが、住んで10年たつと、壁紙のはり替えや外壁、屋根の修理など、修繕費が100万円単位でかかることに…。住宅ローンがなくても家のための貯蓄は必要でした」(M.Hさん 52歳・パート勤務)

【教訓】

もち家だからと油断は禁物。10年単位で100万円以上の修理費がかかる。

ケース3/年10万円弱、30年かけていた夫の保険。見直しを怠って支払い損に…

「親せきのすすめで加入し、年間9万7000円、30年間かけていた夫の保険。放置していたら定期部分の死亡保障が満期を過ぎ、当初3000万円だったのが200万円に。また、夫は投薬治療を受けていますが、入院はしなかったために保険がおりず…。その分貯蓄すればよかったです」(M.Sさん 54歳・パート勤務)

【教訓】

必要な保障の内容は変化するので、定期的な見直しが必要!

ケース4/パートを始めて5年で200万円貯蓄。もっと早く働き始めればよかった

「家計管理を夫にまかせていたら浮気や怪しい投資で250万円以上マイナスに。家計管理をあまりせず、夫の口座は夫にまかせていたところ、私に相談なく仮想通貨に55万円投資して失敗。さらに、5年間マッチングアプリを利用して浮気していたことが発覚しました。食事や旅行代を計算すると、約200万円に。信頼など、お金以上に失ったものが大きかったです」(Y.Nさん 38歳・専業主婦)

【教訓】

子育てしながら短時間でも働けばかえって気持ちに余裕ができる。