新橋駅から少し歩いたところにある、看板のない隠れ家『イジョコタス』

同じビルに入る鮨店『冨所』系列の話題店で、そのクオリティーは折り紙付きだ。

そしてなんと、ラストオーダーは28時!深夜に絶品の海鮮イタリアンを楽しむ、刺激的なデートを叶えてくれる。


「201号室」を開けば『冨所』直営の海鮮天国。この感動は計り知れない!


新橋駅周辺は環状2号線を越えると、中小のオフィスビルが立ち並ぶ静かなエリアとなる。




飲食店はほとんどなく疑心暗鬼にもなる。




目的地が看板も表札もないビルの201号室となれば、不安はピークに。




「当店で待ち合わせだと、インターフォン越しに女性から心配そうに尋ねられることも」とは店主の岡田修弥さん。



店内の客席は全10席のカウンターのみ。家具はすべてアンティークで、中には100年以上前のものも。食器棚には、ロブマイヤーグラスやエルメスのマグカップが並ぶ


しかし、ひとたび足を踏み入れると、木製のL字形カウンターに英国アンティーク家具が並ぶアットホーム空間に出迎えられる。

『イジョコタス』は、同じビルにある鮨『冨所』の系列店。そのため鮨の名店と同じ仕入れの魚介類を使った海鮮イタリアンが深夜まで楽しめる。



「前菜盛り合わせ」は苺とマスカルポーネのインボルティーニやカルパッチョなど6品が日替わりで


おまかせコースは予算や好みに合わせて、アレンジされるので、特別感も満載。

季節のフルーツと旬の魚介類を使った盛り合わせはひとりひと皿と贅沢に。アンティーク皿の上の花穂紫蘇など、和の飾り付けも華やか。




「あわびの肝とチーズしゃリゾット」。

リゾットの米は、『冨所』の赤酢の効いたシャリ。磯の濃厚な風味と酸味がクセになる味。




「ホタルイカと菜の花のパスタ」はさっぱりとしたトマト味ながら隠し味のナンプラーがホタルイカの旨みとマッチ。


冨所仕込みの細巻きも人気!


〆の「細巻き」は日替わりで鉄火巻きや穴きゅう巻きが登場する。

料理はすべて「おまかせコース」(¥7,000〜)より。



上質な緑茶パックを使った「緑茶ハイ(2杯制)」¥1,000


吊り橋効果の反動となる天国での食事は、深夜まで楽しく続くだろう。


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