木南晴夏さん流の「家事のやる気」を出すコツ。“YouTuberごっこ”でテンションをアップ
2022年に放送された、吉田鋼太郎さん演じる、父・源太郎を中心に伊藤家の面々が繰り広げる「恋」と「家族」と「ゴハン」を巡る新感覚コメディドラマ『おいハンサム!!』。好評を受け、4月からはシーズン2放送、6月には映画公開と新たな展開が。長女・由香を演じる木南晴夏さんに、忙しい日々のなかで、時間を上手に活用する工夫を伺いました。
スケジュールアプリはやりたいことでぎゅうぎゅうに
伊藤家三姉妹の長女・由香を演じる木南晴夏さんは、「由香はますます“変な人”に。前作以上に、感情の動きが目まぐるしくなっています(笑)」と語ります。
数々のドラマや映画に引っぱりだこのなか、時間のやりくりはどのようにしているのでしょう?
「撮影スケジュールが配られると同時に、スケジュールアプリに入力し、あいたところは全部予定でぎゅうぎゅうに埋めます。つめ込みすぎて、移動時間を計算に入れていなかった…なんて失敗も(笑)。独身時代は、朝起きてからなにをするか決めるタイプだったので、子どもが生まれてから大きく変わったことですね」
オフの日は、お子さんを幼稚園に送ってからお迎えに行くまでが貴重な“自分時間”です。
「時間が限られているので、なにごとも先に予定を立てる習慣になりました。パンが大好きなので、SNSで気になるパン屋さんを見かけたら、地図アプリ上にピン(目的地をマークする目印)を立てておくことも。ロケでたまたま近くに寄ったとき、すぐ気づけるんです」
YouTuberごっこで家事のテンションをアップ
きちょうめんな性格は、スケジューリングだけでなく、家事についても発揮されています。
「家の中のことでいうと、昔から整理整頓がいちばん好きなんです。棚や冷蔵庫の中身を高さ順や種類別に入れ替えてきれいに片づけられると『おお〜!』と、達成感があって。熱中しちゃうので時間があるときしかできませんが。洗面台の引き出しに入れているタオル類も、なるべく折り目を合わせてしまうようにしています」
家事のやる気を出すために、木南さん流のちょっと変わった工夫も実践しています。
「たまに“YouTuberごっこ”をしてテンションを上げています。たとえば、料理中、カメラがそこにあるかのように『さ、次はこれをやっていきまーす』と言ったり、『わが家はこれを使っています』と商品のパッケージを見せてみたり(笑)」
つくったことのない料理に挑戦するのも、モチベーションアップの工夫のひとつだそう。
「インスタグラムで見つけた、トウモロコシに青のりをまぶして揚げ焼きにするレシピは試してみたらすごくおいしかった! 夏になると食べたくなる味で、くり返しつくっています」
手づくりの甘酒やみそにも挑戦してみたい
趣味の“パン活”では「パンシェルジュ」の資格を取得するなど好奇心旺盛な木南さん。思い立ったことを「すぐやる」柔軟さはどのように保っているのでしょう?
「おもしろそう! と思ったら、すぐやってみたくなる性格なんです。先日も、ドラマの共演者の方が甘酒やみそを手づくりしていると聞いて『やりたい!』と。次に予定があいたら真っ先に挑戦したいです。なんでも、人からすすめられたらまずは試してみます。続くかどうかは別として(笑)。『これでなきゃ』というこだわりが、自分のなかにあまりないからかもしれません」
発売中の『「すぐやる!」暮らしマネジメント』ではほかにも、木南さんが今いちばん興味を持っていることなどを紹介。精神科医・樺沢紫苑さんに教わる「やる気がドバドバわいてくる」生活習慣や、『ESSE』『これからの暮らし by ESSE』で人気の高かった暮らし上手の時間術や収納術の記事などをたっぷり収録しています。ぜひチェックしてみてください。