大自然に囲まれて過ごすと、夫婦の仲もリフレッシュできます。旅行歴35年のエッセイスト・柳沢小実さんに、ちょっとした休みに出かけたい「夫婦旅」のおすすめスタイルをお聞きしました。

夢中になって遊ぶ。青春プレイバックの旅がおすすめ

「共通の趣味を楽しんだり、気兼ねなく別行動したりできるのが夫婦旅のよさ」と柳沢さん。移動の基本はクルマで夫に運転をまかせ、トレッキングやキャンプ、スポーツアクティビティを満喫する旅が多いそう。

「サイクリングや乗馬などで夢中になって遊ぶと、なんだか青春のやり直しをしている気分になれますよ」(柳沢さん、以下同)

柳沢さん流の夫婦旅スタイル

<柳沢さんの夫婦旅ファッション5箇条>

1:夫婦旅のカジュアルなウエアにアクセサリーをプラス!
2:ドライブ旅の荷物は、出し入れしやすいトートバッグに。
3:動きやすいワイドパンツは、ドライブ旅にはおすすめ。
4:大きめの保冷バッグがあれば、生ものの買い物も安心!
5:足元は歩きやすくて、疲れにくいスニーカーが定番。

自然の中を夫婦で歩くと不思議と素直になれる

まずおすすめしてくれたのはトレッキング。

「自分たちのペースで無理なく歩けるコースをセレクトすれば、日頃のストレス解消&気分も夫婦仲もリフレッシュ」

山選びは半日で歩ける距離がほどよくて、新緑が楽しめる時季がベスト。

大自然に囲まれて過ごすと気持ちまで優しくなれる

「サイクリングでカラダを思いっきり動かしたり、キャンプでキレイな夕日や星空をながめながら、ゆったりとした時間を過ごしたり、夫婦でアウトドア体験もよいものです」

普段話せないことも満天の星の下なら話せて盛り上がります。

新鮮食材を安価で購入しておうちごはんをもっと楽しく!

「クルマの旅で必ず立ち寄る道の駅ですが、買い出しを兼ねて、あえて道の駅を目的に出かけるのも楽しいです」

その土地ならではの新鮮で安く手に入る食材を、クルマならたっぷり買い込めるのもメリット。

●こんな旅スタイルもおすすめ!「米づくりや茶摘みなど『農業体験』は楽しい」

新潟県「大地の芸術祭」プロジェクトの1つ「まつだい棚田バンク」の里親になり、田植えや草取り、収穫の手伝いをしているという柳沢さん。

「ボランティアのつもりで、だれかをサポートする旅を選ぶのもおすすめです」