5月17日、滝沢秀明氏が代表取締役を務める株式会社TOBEは、TRAINEE(研修生)の新グループ「DeePals(ディーパルズ)」を結成したと発表した。同事務所の公式サイトで報告された。

 公開されたアーティスト写真には、メンバーと思われる6人がみな、帽子で顔を隠した姿で写っている。現時点では、メンバーの名前、年齢などの説明はいっさいなされていない。しかし、IMP.が6月13、14日に東京・有明アリーナで開催する公演、北山宏光の15、16日の有明アリーナ公演、三宅健の22、23日の有明アリーナ公演に出演することが併せて発表された。

 TOBEのTRAINEE研修生グループは、3月に結成が発表された5人組「wink first」に続いて2組めとなる。これを報じたYahoo!ニュースには

《シークレットって、顔を出して「おぉ?!」ってなるから意味があるわけだから、そうなる人が含まれてるのかなぁ。引き抜いてたりとか》

 と、第一報の内容に興味を持つ意見もあったが、

《知らない子たちの顔を隠しても仕方ない気がする》

《知らない子供同士をくっつけただけ。なんか迷走してないか?》

 など、そもそも顔も名前もわからなければファンになりようもないため、露出方法に違和感を覚える声が数多く寄せられている。

「滝沢さんが設立した『TOBE』は、三宅健、北山宏光、Number_i(平野紫燿、岸優太、神宮寺勇太)など、旧ジャニーズを辞めたタレントの受け入れ先になっているため、『ジャニーズ2号店』などと揶揄されることも多々ありました。3月に結成が発表されたwink firstもDeePalsも、夢見る若者たちを集めてグループを結成させて、人気者になる過程をファンが一緒に楽しんでもらいたい、という狙いがあるのかもしれませんが、その手法は、世間からは結局、旧ジャニーズと何も変わらないようにうつるのかもしれません」(芸能記者)

 旧ジャニーズ事務所では副社長まで務めた滝沢氏。同じ“手法”といわれるのも仕方ないことなのか――。