農村の小さな寺「さまざまな花がお出迎え」 さくら市の東輪寺で黄色いクリンソウ見ごろ
さくら市の寺では見ごろを迎えた黄色いクリンソウなど、さまざまな花が訪れた人たちを出迎えてくれます。
さくら市鹿子畑にある東輪寺。寺の一角にある小さな花壇には黄色のクリンソウが見ごろを迎えています。今から14年前に人見照雄住職が植えました。
東輪寺は、関東地方に102ある「東国花の寺百ヶ寺」のひとつに選ばれています。この時期、境内にはクリンソウのほか、カラー、コウホネ、ハンカチの木が花をつけています。
77歳の人見住職は、花好きがこうじて50年前から境内にさまざまな花を植え始めました。冬はロウバイ、春はニリンソウ、夏はハナショウブにハス、秋はヒガンバナ・・・。
雨上がり、青空がのぞく中、境内の緑が美しく映えます。
「ここに来ると落ち着くね」参拝者からこんな声をよく耳にすると人見住職は話します。黄色いクリンソウは5月中旬までが見ごろだということです。