フランス・リーグアン第31節が26日から28日にかけて各地で開催され、パリSGの優勝が決まった。パリSGは12回目の優勝で3連覇となった。また、3連覇を果たすのはチーム史上3回目となっている。

 首位のパリSGは27日にル・アーブルと対戦。2-3で迎えた後半アディショナルタイム、FWゴンサロ・ラモスがヘディングシュートで劇的な同点弾を決め、勝ち点1を獲得した。

 翌日、2位のモナコは引き分け以下でパリSGの優勝が決まる状況で、リヨンとのアウェー戦を戦った。発煙筒の煙で一面が煙に包まれるなか、開始21秒でFWウィサム・ベン・イェデルがゴールを決める。

 モナコは幸先よく先制したが、その後に逆転される。後半15分にベン・イェデルの得点で追いついたものの、同39分に勝ち越されて敗れた。MF南野拓実はフル出場。チームは9試合ぶりの敗戦となった。

 この結果、PSGの優勝が決定した。PSGはクープ・ドゥ・フランス(国内杯)で決勝に勝ち進んでいるほか、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)でも4強入りしており、3冠の可能性を残している。