グルメなら一度は耳にしたことがあるだろう、予約が取れない人気店『鳥しき』。

そのエッセンスを受け継ぎ、大衆的に楽しめるのがこちらの焼き鳥店『中目黒 とりまち』

カジュアルながら食通も満足できる、普段使いにぴったりの一軒だ!


中目黒の駅近にできた、大箱焼き鳥店の頼り甲斐

お店があるのは中目黒駅高架下沿いの一角。駅前の賑やかさがあるエリアだ。昭和ノスタルジーを感じる店構えで早くも話題に

気兼ねないデートに相応しいこの佇まいが、相手の心を開かせる


焼き鳥をワンランク上の地位に押し上げた名店が、“街”に根付く店を開店。

『中目黒 とりまち』は、複数ある『鳥しき』系列の最新店にして、普段使いに特化した一軒だ。



店内はふたつのスペースに分かれており、奥はデート向きなカウンターメイン


見てのとおり、大衆酒場の雰囲気で60席を超えるというから、入りやすさは格段。



入ってすぐのテーブル主体のエリアはより気軽な雰囲気。春には窓を開け、テラス使いも楽しめる


それでいて、予約が取れない『鳥しき』が認めた味を楽しめるのだから、あらゆるデートにもってこい、というわけ。

気軽に入れる店ではあるが、その味はしっかりと受け継がれている。


グルメ女子も必ずや納得する、串のクオリティに驚く


開店に当たっては、「鳥しきICHIMON」を率いる池川義輝さんが焼き鳥の形状やタレの調合、焼き方に至るまで指導し、そのDNAが刻み込まれている。


ここが『鳥しき』の系譜


◆串に刺す鶏は美しく整形




『鳥しき』らしさのひとつが、焼き鳥のフォルム。

串ごとに微差はあるが、ひし形になるように整えることで焼きの火入れも良くなる。


◆タレは継承しパワーアップ




甕に入ったタレは『鳥しき』のものがベースに。

醤油のほかに酒や鶏の油などが入っており、旨みが足されて仕上げられている。



『鳥しき』の系譜を感じる3種。手前から「ヤゲン軟骨」(1本 290円)は、皮が付いていて軟骨のコリコリ感と皮のむっちり感が両方味わえる。「もも」(1本 320円)は、『鳥しき』のシグネチャー。食べごたえのある力強さが旨い。「ハツ」(1本 290円)は開いていないマルハツを使っているため、ゴロッとした感覚が楽しめる


また、昭和の大衆文化である焼き鳥を令和流に再現した店というのが、もうひとつのテーマだそう。




同店限定の「東京山椒串焼き(皮)」1本 290円。皮に山椒たっぷりが東京流。



八丁味噌で煮込む「とりまち名物!鶏の煮込み」1,280円


同店の三種の神器「焼き鳥・煮込み・釜めし」は必ずオーダーしたい。


〆の逸品

気になる〆には釜飯を用意。常時5種類あり、どれも抜群にユニーク。写真の「鳥しきそぼろ釜めし」(1,800円)は軟骨入りで、食感の妙が楽しい


例えば、「そぼろ釜めし」は『鳥しき』の〆で出される粗めのそぼろが入っており、焼き鳥以外のメニューの中にもそのエッセンスがある。




「だし巻き玉子の親子釜めし」1,980円。混ぜて親子丼風にしていただく。


レアな日本酒も多数そろう!

「ゴロゴロレモンサワー」680円、山三酒造「純米吟醸ひとごこち五割五分うすにごり」一合 1,000円


「中目黒にできた、『鳥しき』の新しい店行かない?」は、新たなキラーワードとなるはずだ。


■店舗概要
店名:中目黒 とりまち
住所:目黒区上目黒3-6-5 1F
TEL:03-6451-2330
営業時間:【月〜木】17:00〜23:00
     【金】17:00〜25:00
     【土】15:00〜25:00
     【日・祝】15:00〜23:00
定休日:無休
席数:カウンター8席、テーブル51席、個室1(8席)


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