木村拓哉主演『Believe』ついに本格始動! 撮影初日から“奇跡”が起きる
4月25日(木)スタート、木村拓哉を主演に迎えておくる希望と再生のヒューマンエンタメ大作『Believe−君にかける橋−』。
本作では、橋づくりに情熱を燃やす狩山陸(木村)が、刑務所に収容されるという思わぬ困難に見舞われながらも、決して諦めることなく希望と再生の道を模索。
先の読めない手に汗握るサスペンスと、スリリングかつ心に染み渡る人間ドラマが交錯する、壮大な物語を紡いでいく。
共演者も含めいまだ詳細については明かされておらず、多くの謎を残す本作。そんななか、待望のビジュアル第一弾が完成した。
壮大な橋の上――まばゆい光が差し込む向こう岸に向かって、何かを投げる狩山。彼が投げているものは何なのか? そして、「きっと、たどりつく―」というキャッチフレーズからも感じられる狩山の強い意志と、彼が目指す場所とは一体。
◆悪天候から一転、美しい虹に祝福されたクランクイン
さらに今月、ドラマ本編の撮影も始動。物語のカギとなる橋のシーンで、主演・木村がクランクインの日を迎えた。
この日は強風に加え、雨やひょうも時折襲ってくる悪天候に見舞われてしまったのだが、スタッフも思わずたじろぐ壮絶な環境のなか、ドンと構えて先陣を切ったのは木村だ。
この日のファーストカットの場所は橋の側面、それも高所に設けられた足場。言わずもがな、容赦なく強風にさらされてしまう。しかし、木村は一切ためらうことなく足場に降り立ち、撮影チームを鼓舞。待ちに待った撮影はついに始まった。
もちろん相手は自然ということで、一筋縄ではいかない。途中、風速16メートルもの強風と雨のため、撮影は一時中断。しかし、木村の意欲がそがれることはない。
撮影中断中のインタビューでも、
「地域にお住まいの方々に多大なご協力を賜っている以上、何としても必要なものはちゃんと撮影しないといけない。悪天候で厳しい状況ではありますけど、お互いの熱量を知り合えている、慣れ親しんだ力強いスタッフと一緒なので、僕の心は豊か。『早く1カット、1カットを重ねていきたいな』というテンションを保てています」
と目を輝かせた木村。
すると、奇跡的にも空から日が差してきて…。「雨が上がった! 現場に戻ります!」と清々しい表情で撮影を再開した木村は、数々の迫力あるシーンで熱演。
その熱い思いに応えるかのように、夕方には美しい虹も出現し、キャスト・スタッフ一同、感無量のクランクインとなった。
◆木村拓哉(狩山陸・役) コメント
――物語の鍵となる橋のシーンで、クランクインを迎えました。今のお気持ちはいかがですか?
この地域にお住まいの方々にとって生活の動線となる橋にお邪魔し、多大なご協力を賜っている以上、何としても必要なものはちゃんと撮影しないといけないなと思っています。
悪天候で厳しい状況ではありますけど、お互いの熱量を知り合えている、慣れ親しんだ力強いスタッフと一緒なので、僕の心は豊か。「早く1カット、1カットを重ねていきたいな」というテンションを保てています。
今後の撮影でも、その日やるべきことを全力でやりたいと思っています。
――『Believe−君にかける橋−』、そしてご自身が演じる狩山陸に対する思いをお聞かせください。
橋の建設現場で生き生きとした時間を過ごしていたはずの登場人物が、なぜか刑務所に収容されるという流れの物語なので、衣装合わせでもベルトすら通してはいけない衣装が何着もあったんです。「こんなにテンションが上がらない衣装合わせは初めてだな」と思いましたね(笑)。
と同時に、「この衣装を身にまとう期間を経た後、狩山の中でどんな時間が流れていくのかな」と、ますます興味が湧いてきました。そこは台本を読み進めていくにつれ、徐々に見えてくると思うので、僕も楽しみにしながら撮影に参加しようと思っています。