アラフィフからは家事をラクにしませんか? ここでは、夫婦ふたりで暮らすミニマリストのブロガー・本多めぐさんが、食器洗いをラクにする5つの方法について教えてくれました。

1:油っぽい食器は、キッチンペーパーでひとふき

日々の食器洗いで、油っぽいものとそれ以外のものを事前に分けておくだけで、手間が減らせます。
さらに油分の多い食器は、キッチンペーパーを使って先に油を取り除くことで、ほかの食器への汚れの広がりを予防でき、その後の洗いがぐんとラクになります。

【写真】「大皿」が洗い物をラクにする

油を使わない食器は、水にひたしておくだけで大部分の汚れが落ちるので、時間を有効に使えます。この小さな分別が、洗い物の効率を大きくアップ。全部の食器をゴシゴシ洗わなくても大丈夫です。

 

2:使い勝手のいい、軽くて丈夫な食器を選ぶ

毎日の食器選びにおいて、使いやすさと丈夫さはとても重要です。割れにくい素材の食器を選ぶことで、洗い物のときに傷つける心配を減らせますし、日々の使い勝手も格段に向上。また、積み重ねやすく、扱いやすい食器は、キッチンの整理整頓にも役立ちます。

特別な日のためのお気に入りの食器を除き、普段使いの食器は、このような基準で選ぶことで忙しい日々の中でのストレス軽減になりますよ。

 

3:熱いお湯を使った洗い方で、手間を大幅にカット

洗い物をラクにするとっておきの技が、熱いお湯です。私は栄養士として病院や施設で働いた経験があり、大量の食器洗いをしていましたが、手間をかけずに洗い物をするコツは熱いお湯で流すことだと教わりました。

家庭でももちろん使えます。油汚れも、納豆のネバネバ汚れも、熱いお湯で大部分を流すことができます。
油の量が多いときはまずキッチンぺーパーでふき取り、それから熱いお湯で流すと大部分取れます。
そこまでやってから、ほかの洗い物と一緒に洗うととてもラクに。お試しください。

4:ワンプレートに盛りつけて洗い物を減らす

ワンプレートの盛りつけにすることで、シンプルに洗い物を減らせます。夕食は品数が多いかもしれませんが、品数が少ない朝食やランチなどは、ワンプレートですませる工夫をしてみてはいかがでしょう?

ワンプレート専用の皿もありますが、家にある大きめの皿を活用すればわざわざ購入しなくても大丈夫。お手もちの大きな皿一枚で、メインと副菜、さらに小鉢料理をまとめて盛りつければ、洗い物が驚くほど減ります。

また個人差もありますが、アラフィフともなるとあっさりした食事を好む傾向に。油が控えめの和食は洗剤が少なくても洗いやすいですよね。
そういった献立にシフトしていくことも、洗い物をラクにする秘訣です。

 

5:洗うタイミングを自分の好きなときに設定。無理はしない

洗い物をするタイミングは、自分のリズムに合わせて自由に選びましょう。毎回食後すぐに洗うルールから解放されれば、日々の家事がもっとラクに、もっと自分らしく進められます。

夕食後はゆっくり休んで、気力が戻った翌朝に洗うのもひとつの方法。手洗いが必要な少量の食器も、自分にとって無理のないタイミングで対応すれば、家事の負担を感じることが少なくなります。
食後は油をふき取り、水にひたしておくだけでも準備は万端。これで、洗い物もスムーズに、そして時短できるようになります。

 

こういったコツを使って、日々の洗い物が少しでもラクになり、自分の時間が増えるといいですね。参考になれば幸いです。