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『ヘレディタリー/継承』『ミッドサマー』のアリ・アスター監督最新作『ボーはおそれている』より、主演ホアキン・フェニックスがコンビニまで猛ダッシュする本編特別映像が到着した。

映像は、1本の水を手に入れるため、悲壮感あふれる姿でコンビニまで全力疾走するボー(ホアキン・フェニックス)の姿をとらえたもの。処方薬を飲んだ後、自分の部屋に水が無いことに気づき、大パニックに陥ったボー。ボーは水を手に入れるため、彼の住むアパートからコンビニまで、阿鼻叫喚の変人たちをかわしながら猛ダッシュ。無事手に入った水を飲んで安心したのも束の間、次の瞬間には、支払いのクレジッットカードが拒否されてしまう。一難去って、また一難。秒で襲いかかってくるボーの悪夢のような日常が垣間見るようなシーンとなっている。

「『ミッドサマー』の後、『ボーはおそれている』を作る時がきたと感じたんです」。アリ・アスター監督は、前2作『ヘレディタリー/継承』『ミッドサマー』が、高い評価を得て商業的に成功し人気を博したにもかかわらず、新作『ボーはおそれている』を「映画製作者としての自分の限界をさらに押し広げる理想的な手段と考えている」と明かしている。

さらに「探求しているのは、ボーの人生ではなく彼の経験です。観客には、彼の頭の中に入って、感情を肌で感じてもらいたいです。できれば細胞レベルで」ともコメント。「主人公と同じ気持ちになって一緒に行動しますけど、彼が歩む道をたどるというより、彼の記憶や幻想、恐怖を体験するんです。これはボーの人生を体験する映画です」「この作品は今までに手掛けたどの作品より僕らしい作品。僕の個性とユーモアたっぷり詰まっています」 と語っている。

気鋭の映画スタジオA24と三度目のタッグを組んで世に放つ本作。日常のささいなことも不安になる怖がりの男ボー(ホアキン・フェニックス)はある日、さっきまで電話で話していた母が突然、怪死したことを知る。母のもとへ駆けつけようとアパートの玄関を出ると、そこはもう“いつもの日常”ではなかった。

これは現実か? それとも妄想、悪夢なのか? 次々に奇妙で予想外の出来事が起こる里帰りの道のりは、いつしかボーと世界を徹底的にのみこむ壮大な物語へと変貌していく。実家にたどり着くのが先か? それともボーの人生が転覆し、永遠に壊れるのが先か? 衝撃や恐怖を遥かに凌駕する“永遠に忘れられないラスト”が待つオデッセイ・スリラーがいよいよ日本上陸だ。

映画『ボーはおそれている』は2024年2月16日(金)全国公開。

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