講談社公式サイトより

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2024年2月1日、講談社公式サイトに掲載されている社長の写真が謎のロゴマークに「ジャック」された。その正体は人気アニメに登場するシンボルマークで、同作のプロモーションによるものだ。X(旧ツイッター)ではトレンド入りするほど話題になっている。

「公式からこんな...!!!感動する」「いいプロモーション」

異変が起きているのは、講談社代表取締役社長・野間省伸氏のプロフィール写真だ。野間氏の顔には、白地に青で、帽子を被ったキャラクターが笑顔を浮かべたロゴマークが重ねられている。アニメ制作会社「Production I.G」公式サイトでも、和田丈嗣代表の写真に同様の事態が発生している。

実はこのロゴマーク、2002〜03年に放送された人気テレビアニメ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」で描かれたサイバーテロ事件「笑い男事件」(広域重要081号事件)のシンボルだ。

事件が2024年2月1日に発生したという設定から、今回はプロモーションの一環で、原作漫画「攻殻機動隊」を発刊する講談社、アニメの制作を手掛けるProduction I.Gなど、関連サイトの「乗っ取り」が行われた。

Xでは、これらのサイトが「ハックされてる」などと注目され、アニメファンの間では、「笑い男事件は今月の話なのね、いいプロモーション」「笑い男事件の日にこんな公式からこんな...!!!感動する」「講談社社長ハックされてんのものすごいw遊び心あるなw」「ついに現実が笑い男事件に追いついたっていうのはなんか不思議な気持ちだ」「今日は攻殻機動隊見るぞー」といった声が広がっている。

同日には「笑い男事件2024」や「攻殻機動隊」が一時トレンド入りした。