©︎IMAGO/Uwe Kraft

 1.FCウニオン・ベルリンはこの冬6人目となる退団選手を発表した。28歳のアタッカー、シェラルド・ベッカーが木曜日に、レアル・ソシエダ・サン・セバスチャンと契約したことを発表。これから元フランクフルト/ライプツィヒのアンドレ・シウバらとの定位置争いを演じていくことが期待される。契約期間は2年半。「僕はウニオンに感謝し続けることだろう。今日の僕があるのは単にクラブのおかげ。そしてこの4年半で誰も想像し得なかったことを僕らは成し遂げてきた。それを誇らしく思うと共に、今は次に進む時が来たとも思う。ただこのクラブ、ウニオンの人々の事を忘れるような事は決してない」と同選手は語った。

 2019年にADOデンハーグから加入した、この4年半でクラブ初のブンデスリーガ昇格組としての残留劇や、チャンピオンズリーグ出場権獲得など、毎年目まぐるしい飛躍をクラブと共に経験してきたベッカーだったが、しかしながら今季は一転してリーグ戦では残留争いを展開。チャンピオンズリーグでも最下位でグループリーグを後にしており、ドイツ杯でも早々に敗退。これまでチームを指揮してきたウアス・フィッシャー監督はクラブを後にし、今はビエルツァ新体制の下でチームの再構築が進められているところ。

 それが今冬6人目となるベッカーの退団であり、そして同時に発表されたケヴィン・フォクトに続く今冬2人目となる新戦力、クリス・ベティアの獲得である。スイス1部セルヴェットFCからキッカーが得た情報によれば移籍金400万ユーロを投じて迎え入れるようで、新たな契約期間は2027年まで。27歳のアタッカーは今季スイス1部17試合で10得点、3アシストをマークするなど注目を集めており、欧州からは他クラブも関心を示していたもののウニオンが制した格好。

 「大きなリーグでプレーすることが僕が抱き続けてきた夢だった。そして多くの人たちに感動を与えるウニオンの歴史の一役をになえるようになったんだ」と同選手はコメント。確かに現在リーグで3番目に少ない得点数増加に向けて190cmの大型ストライカーに対する期待感は決して小さなものではない。その高さを活かしたポストプレーや、スピードを活かした『ハイブリッドタイプ』のFWと評されており、お膳立てもできればスペースに侵入して相手と対峙することなど「フィジカルと決定力でチームの助けになってくれるはずだ」と、ルーネルト競技部門取締役は期待した。「非常に前向きな性格で、大きな喜びと意欲をもって加入している。非常に楽しみにしているよ」