話題の「フジコーズ」から友恵温香&小杉怜子&入山七菜&藤本理子が登場!「女子大生たちのハプニングをどんどん見せていきたい」
深夜番組「オールナイトフジコ」(フジテレビ系)から生まれたアイドルグループ「フジコーズ」をご存じでしょうか。コンセプトは「日本一期待されていないアイドルグループ」ながら、昨年12月13日にデビューシングル「ウェーイTOKYO」をリリースして赤丸急上昇中! このほど、リーダー・友恵温香さん、小杉怜子さん、入山七菜さん、藤本理子さんを緊急招集。現役女子大生たちのかしましトークをお届けします。
【友恵温香さん&小杉怜子さん&入山七菜さん&藤本理子さん撮り下ろし写真】
フジコーズは大学でもモテモテ!?「医学部の男子学生が見にきて」
──デビュー曲の衣装がバブリーですね。率直な感想を聞かせてください。
入山 もっと清楚な衣装を想像していました(笑)。坂道系アイドルみたいなイメージで、メンバーとも「ロングスカートとミニスカートどっちかな?」みたいな話題で持ち切りでした。
藤本 してた!
入山 「ロングがいいよね」とか話していたよね。それが、あまりにも布の面積が少なくて「マジか……」とあっけにとられたのを覚えています。
小杉 歌の前に衣装だったもんね。
友恵 あまりにも露出が多いだけに「どんな曲なんだろ……」と怖かったですね。
小杉 事前に友恵ちゃんは衣装を見ていたよね?
友恵 そうそう。私と沖 玲萌で衣装を下見するロケに行かせていただいたんです。貸していただける衣装が出てきた時にカメラが回っていたので、「すご〜い!」とか言って目を輝かせていたんですけど、「これ大丈夫かな?」と内心不安でいっぱいでした。脚は露出しているし、肩を全部出している子もいるだけに「これはメンバーに怒られるかもな」と。
小杉 でも、意外に評判がいいんですよ。最初こそ友達から「ヤバい衣装じゃん」と驚かれましたが、「見ているうちに愛着がわいてきたわ」とだんだん好きになってもらっています。確かに見れば見るほどかわいく見える衣装なんですよね。第一印象とはガラリと変わりました。
藤本 分かります! 私は私服が完全に真逆のスタイルなので最初は戸惑いがありました。だけど、かえっておいしいですよね。今の時代にこんなに露出のある衣装でデビューするアイドルは希少ですから。
入山 確かにいないジャンルだよね。
藤本 うん、フジコーズっぽいなって。
友恵 もともとはAKB48さん用に用意された衣装なんです。ただ、あまりにも露出が多すぎてNGになったそうで……。
小杉 前田敦子さんや大島優子さんが在籍していた時代みたいです。MCの峯岸みなみさんが着る予定だった衣装を着ている子もいます。
入山 過激すぎてお蔵入りになったものが時空を超えて復活したわけですね!
友恵 そうだよ。あのAKB48さんの衣装を着させてもらっているだけに胸を張ってステージに立ちたいですね。
小杉 あくまで“着る予定だった”ですけどね(笑)。
友恵 そうだ! 予定だったわ(笑)。
──デビュー曲ではノリノリのダンスを披露していました。どのくらいの期間で振付を覚えたんですか?
入山 1日で振付を覚えて、それをどんどんブラッシアップしていく流れでした。
小杉 短い期間で詰め込んだ感じはあるかも。
友恵 学生なので学校の授業が最優先なのでレッスンに来られない子もいっぱいで。小杉なんてほとんど来られなかったと思います。
小杉 そうなんです。大学2年生で朝から晩まで講義を入れていて1〜2回しか行けませんでした。ダンスの経験がなかったからしんどかったです。
藤本 母がダンスの先生でヒップホップを中心に私も習っていたんです。それでも、かなりブランクが空いていて不安でしたけど、振付師のCRE8BOYさんがすごくユニークな方で楽しく練習できました。
友恵 お母さんには相談とかしたの?
藤本 しました。振りというよりはMVを撮影するときに「とりあえず、笑ってれば大丈夫だよ」とサラっと助言をもらいました。言われたように笑顔はアイドルの真髄ですよね。
友恵 私はダンス経験がなかった1人なのにセンターに抜擢されて不安でした。体の動かし方から上手な見せ方とか。ダンスの経験のある子を見て研究したり、分からない振りを教えてもらったりして助けてもらいましたね。
小杉 自らウインクをするまでに成長しましたよね。
友恵 そうそう(笑)。昨年12月13日に放送された「FNS歌謡祭」(フジテレビ系)では入山ちゃんもかましていたよね?
入山 “ウインク仲間”です! 放送当日にスタッフさんから「もし余裕があればウインクとかしちゃえば」と言われていて。それで「やったるか」との思いで実行しちゃいました。
友恵 FNS歌謡祭といえば、反響がすごかったよね?
小杉 終わった後のLINEの通知がヤバかったです!
藤本 分かります! 特に同世代の子からたくさんの連絡をいただきました。私たちが出ている「オールナイトフジコ」が深夜に放送されているだけあって、もう少し“大人”の人たち向けの番組だと思うんですが、FNS歌謡祭は早い時間帯だったので普段とは違う層の方に見ていただけたんでしょうね。
友恵 たくさん反響があったの?
藤本 はい、うん……まぁ、はい(笑)。
友恵 え! なになに?(笑)
藤本 小学校を卒業してから全く連絡を取っていなかった友達から連絡がきました。
友恵 めちゃくちゃ共感できる。ぶっちゃけると、大学で連絡先を交換しただけの顔と名前が一致しない子からも来た。
藤本 名前を見て10秒くらい考えて、「あ、この人だ!」と思い出す感じですよね。
友恵 そうそう。一度も同じクラスになったことない子とか。しゃべったことないけどお互いに名前だけは知っているみたいな。
入山 私も「友達として誇らしい」とメッセージが来たんですが、中には、「あれ? 友達だったかな?」と思うような人のもあって……。
友恵 コラコラ! 闇が出ているよ(笑)。
入山 だって本当に絡みのない人なんですもん(笑)。でも、大学でも少しずつ私たちの存在が認知されてきましたね。
小杉 「キャンパスでこすこを見た」という目撃情報を友達伝手に聞きます。意外と見られていてビックリでした。これからは気軽に学食でラーメンもすすれませんね。
友恵 確かに、ラーメンを食べているところを見られるのは恥ずかしい。
小杉 よくチャーシューを追加で載せるんですけど、「こすこは100円多く払ってチャーシューをトッピングするんだ」なんて思われているのかも。
藤本 なぜか直接は声をかけられることはほとんどなないんですよね。私も大学の事務員さんに「この間、1年生の子が見たって言ってたよ」と伝聞で聞かされています。
友恵 私の場合は、大学で出待ちというかチラ見されることがあって。看護学部に通っているから基本は女子しかいないんだけど、別の棟に医学部があって、わざわざ休み時間とかに男子学生が見に来ているみたいで……。
小杉 お医者さんの卵にモテモテでうらやましい。
友恵 え、お医者さんを狙ってんの?
小杉 いえいえ、私たち文系なので理系の方と交流しているだけでうらやましくて(笑)。
「オーディション当日の朝3時までリアタイしていた」
──改めて「フジコーズ」に応募した理由を教えてください。
友恵 一昨年、「オレたちゴチャ・まぜっ!〜集まれヤンヤン〜」(MBSラジオ)で「ヤンヤンガールズ」の14期生として活動していて、昨年の春に卒業するタイミングでオーディションのお話をいただきました。まだまだ芸能活動を続けたいと思いエントリーしましたね。
小杉 私は大学1年生の時に「フレッシュキャンパスコンテスト」というミスコンに出場していて、そこの運営の方からオーディション情報を教えていただきました。ミスコンでグランプリを獲らせていただいて、その時に応援していただいた方に恩返しする意味を込めて、目に見える形で活動したかったのが応募した理由です。
友恵 にしても、番組のテイストには驚いたよね?
小杉 はい(笑)。
友恵 「オールナイトフジ」(フジテレビ)の令和版と聞いていたので、お色気要素のある番組だと覚悟してオーディションに臨んだんですが、審査員の方から「さすがに令和だから、コンプライアンスを意識するよ」というふうに言っていただけて安心している節がありました。それが完全なるお色気路線で……(笑)。
小杉 とか言いながら、1回目の放送で「パンツ見せます」と宣言していましたよね?
入山 私も視聴者として覚えてます!
友恵 多分ギラギラとしたやる気に満ちていたんだろうね。やっぱり、出るからには売れたいじゃない? 佐久間宣行さんから「誰かパンツとか見せる人いないの?」と聞かれたときに「見せられます!」と思わず手を挙げてしまって……。
小杉 かなりいい返事でしたよね!
友恵 こればかりは、ファンの方にも心配されてしまいました。
入山 「友恵ちゃんってこんな人なの……」と唖然とした記憶があります。「MISS CIRCLE CONTEST」の先輩でもありましたし。
友恵 こんな先輩にはなりたくないと思ったの?(笑)
入山 いえいえ……(笑)。
友恵 ちなみに入山ちゃんのキッカケは?
入山 もともと番組の大ファンだったんです。毎回、リアタイ視聴していて、同世代の女の子たちが頑張っている姿に刺激を受けていました。2期メンバーの募集があったら申し込みたかったぐらいだったんですよ!
友恵 そこに2期メンバー募集が来たわけね。
入山 そうです。もともと在籍していた事務所を辞めてオーディションを受けました。
友恵 すごい決断だね。
入山 実はオーディションの当日の3時まで番組をリアタイしてて……。
友恵 え!? じゃあ、ほとんど寝てないんじゃない?
入山 はい(笑)。仮眠をとって8時には家を出ていたと思います。だいたい3時間ぐらいしか寝てないんじゃないかな?
友恵・小杉・藤本 え〜!!
入山 でも、オーディションには気合を入れて臨みましたよ! 1期生のみんなが選抜をかけて対決してきた姿を見てきていますからね。軽い気持ちで受けちゃ絶対にダメだと考えていました。
藤本 同じ2期生でも私の場合はちょっと違ったかもしれません。もともと1期生の上杉真央ちゃんとの共通の友達から「2期生の募集あるから応募してみたら?」と勧められたのがキッカケで応募しました。ちょうど大学3年生で就職活動について先生からも口酸っぱく言われるようになっていた時期でもあって、悩んでいたタイミングの話でもあったので「こんなチャンスめったにないよな」と考えてエントリーしたのを覚えています。その時に初めて番組を視聴しました。本当に締め切りギリギリだったと思います。ただ、デビューに向けて番組が進行していたのを見ていたはずなのに、ちゃんと理解が追い付いていなくて、オーディションに受かった後にデビューのことをちゃんと意識するようになりました。
友恵 そうだったの?
藤本 はい。もともとアイドルが好きだったわけでもありませんでしたし、もちろん、アイドルとして活動したこともありませんでした。右も左も分からない状況下に1期生の皆さんが真剣にガチで熱い気持ちを持って取り組んでいる姿を見てかなり刺激をいただきました。
友恵 そんなふうに見られていたんだ。
小杉 なんか恥ずかしい(笑)。
──1期生と2期生で交流はあるんですか?
友恵 実は1期生と2期生とで楽屋が別々なんですよ。まずは、同期同士で結束させるという事務所の方針で分けているそうです。最近はレッスンや仕事で2期生と接する機会も増えてきました。変に先輩を舐めている子もいませんし、みんな礼儀正しくて大好きになっちゃいました♡
小杉 私は楽屋の垣根を越えたことありますよ。仲良くなろうと思って2期生の楽屋に行って「ここでお弁当食べていいですか?」と聞いて。快く「おいで〜」と歓迎してくれてうれしかったです。
入山 どっちが先輩か分かりませんよね(笑)。
──友恵さんはリーダー兼センターに大抜擢されました。
友恵 番組の方に決めていただきました。
小杉 でも、最初からリーダーっぽい感じでした。最初にメンバー同士のLINEグループを作ってくれたのも友恵ちゃんでしたし。多分、みんな予想していたと思いますよ。
友恵 私自身は全然リーダーシップをとるつもりはなくて、ただ人の役に立つことが好きなだけなんです。めちゃくちゃきれいごとに聞こえるかもしれませんが、「みんながやらなうなら私がやるよ」みたいなフランクな気持ちで行動しています。時には空回りしちゃうこともありますけど。
入山 みんなをまとめている姿に全く嫌味がないんです。普通、まとめ役の人って嫌われ役になりがちだと思うんですけど、友恵ちゃんの場合は嫌われるどころか、みんなから好かれているんですよ。
友恵 褒めちぎられて恥ずかしいな……。これまでは、キャプテンというよりは副キャプテンの立ち位置が多かったように思います。高校生の時に在籍していた吹奏楽部でもリーダーの補佐役のような立ち回りでしたし。
小杉 確かに吹奏楽部っぽいですよね。
藤本 私は勝手に女子バレー部だと思っていました。
友恵 それは今の髪形を見て判断したでしょ!
小杉 球技をやる女子の髪形ですよね。ちなみに私は図書委員でした。校内に掲示するポスターを制作する担当で「シン・ゴジラ」の絵を描いていました。
友恵 確かに絵を描くのが上手だよね。でも、図書委員の中でも暇だったから絵を描いていたんじゃないの?(笑) ゴジラのイラストを描くのに半年ぐらいかけていそう。
小杉 そんなに時間かけていませんよ! 色鉛筆で手早く描いていました。それこそ番組公式の「LINEスタンプ」をデザインしたこともあります。いつかフジコーズのメンバーのイラストバージョンを番組の名場面を集めて作りたい! 実写よりもイラストの方が実用的だと思いますし。
友恵 例えば、ここにいる3人だとどんなスタンプを作るの?
小杉 藤本ちゃんのは、2期生として最初に登場した回で友恵ちゃんに「絶対負けません!」と宣戦布告したシーンかな。
藤本 ありましたね(笑)。あの時は収録が終わった後に友恵ちゃんに謝罪したなぁ……。「いいよ全然。どんどん来てもらって大丈夫よ!」と言っていただけて、なんてかっこいい人なんだと感動した記憶が今でも残っています。
友恵 照れちゃう!
小杉 友恵ちゃんの場合はなんだろうな……。
入山 「1番好きな花はバラです」じゃないですか?
友恵 いやいや、そんなの使えないでしょ!
小杉 ドラマ「いちばん好きな花」(フジテレビ系)の出演をかけたアピール合戦を番組で行った時のやつですね。無事に出演を勝ち取ったのを祝して作りましょう!
──どのシーンに出演したんですか?
友恵 キャストの方が見ているテレビの中で放送されている映像として出演しました。いわゆる劇中劇です。話を戻します! 入山ちゃんは清純派のイメージだけに爽やかな「おはよう!」なんていいんじゃない?
小杉 なんかテキトーですね(笑)。
友恵 でも、一番しっくり来ると思うのよ。
入山 一番使われそうなスタンプでうれしいです。あと、「お疲れ〜」なんかどうですか?
小杉 ピッタリですね。じゃあ、採用で! ちなみに私はどんなイメージですか?
入山 本当に天真爛漫の一言です。とにかくかわいい“ビジュアル担当”としてテレビで見ていました。
小杉 おお! ありがとうございます。ここは絶対に書いてくださいよ(笑)。
──そういえば、今日取材をしているメンバーでは小杉さんが一番年下なんですね。
小杉 はい。全メンバーの中でも19歳の世代が一番年下です。
藤本 私の方が年上なんですけど敬語を使っています。それでも、最初の頃が1期生全員に敬語を使っていたんですが、仕事をしていく中で徐々にタメ口で話す1期生も増えていますね。ただ、友恵ちゃんと小杉ちゃんには敬語のままです(笑)。
入山 リーダーとビジュ担だもんね。
友恵・小杉 やめてよ〜!
藤本 とはいえ、皆さんが本当にフレンドリーに接してくださるので、気が付いたらタメ口になっちゃう時もあります。
友恵 そっちの方がありがたいよ!
「打ち上げの席でMC陣といいカンジになったメンバーがいたゾ!」
──番組では生放送ならではのやらかしエピソードはありますか?
小杉 実は私が収録中に初めて涙を流したフジコなんですよ。4人組アイドルグループ「#2i2」(二一二)の天羽希純さんと「鉄棒ぷるぷるコマーシャル」と題した対決で勝利して泣いてしまいました。
友恵 あったね。
小杉 天羽さんが勝てば番組中に歌を披露できる流れの中で勝ってしまったんですよ。番組の最後に天羽さんが謝りながら泣いちゃって、「これは炎上してしまう……」と不安になってしまって私も「勝ってしまった……」と号泣してしまいました。でも、これがキッカケなのか「TOKYO IDOL FESTIVAL」でコラボライブをやらせていただきました。
友恵 まさに「禍を転じて福と為す」だね。放送事故がハイライトになることは多々あると思います。生放送中に泣くこともそうだけど、ルールがあるわけじゃないから、正解が分からないところだよね。
入山 私は友恵ちゃんのBKB(バイク川崎バイク)とのコラボが好きです。かなり振り切っていた(笑)。
友恵 大好きな芸人さんだったからね。ちゃんとやりきるしかないという意気込みだったで必死だったのよ。
小杉 私はタピオカミルクティーを口に含んで見ていましたよ。
友恵 笑ってくれなかったよね。
藤本 私はガチへこみしたやつがあります!
友恵 なになに?
藤本 サウナでさらば青春の光の森田哲矢さんに暴露話をした回です。ディレクターさんから分かりやすい暴露を注文されて、番組のギャラが安いことを話しちゃったんです。
友恵 あったね!
藤本 あまりにも生々しい話をしてしまっただけにネットにも賛否両論のコメントが出ていて……。「面白かった」と褒めてくれるものもあったんですけど、中には批判的なものもあって。それでも、森田さんをはじめとするMC陣が上手にフォローしてくださって、番組そのものが面白かったのだけが救いでした。その後に1期生の沖 玲萌ちゃんとお茶をする機会があった時に「早いうちに失敗しといた方がいいよ」と励ましていただきました。
小杉 言いそう(笑)。
藤本 ちゃんと失敗だったんだと改めて認識させられましたね(笑)。
小杉 そこは「事故じゃなかったよ」とかじゃなかったんですね(笑)。
藤本 そこは反省しつつ、ずっと引きの姿勢だったら成長もできないから、「どんどん挑戦して自分の適性を見つけていきな」とアドバイスをいただきました。そこから、どんどん前に出ていきたいなと思えるようになりました。
友恵 玲萌ちゃんは語り出したら止まらないタイプだけにいいこと言うね!
──MC陣との交流はあるんですか?
小杉 収録がメインになります。森田さんやオズワルドの伊藤俊介さんからは「小杉は楽しそうだな」とよく声をかけていただけますね。料理をするコーナーでよく声をかけていただきます。
友恵 確かにね。
小杉 佐久間宣行さんからも「番組の名場面といえば、小杉の料理中に炎が燃え上がったシーン。あの時は番組が終わると思ったわ」と言っていただけて(笑)。
入山 焼きそばを作った回ですね。
友恵 私は村重杏奈さんに無礼をはたらいてしまって……。実家で作った料理の写真を番組で披露した時に、盛り付けられたお皿が「イヴ・サンローラン」で、それを見た村重さんが「いいとこの子なんだ」とイジってくれたんです。なのに私がテンパってしまって「村重さんほどじゃないですよ」と返答しづらい返しをしてしまったんです。かなり失礼なキラーパスになってしまったので全力で謝罪した記憶があります。それでも、「大丈夫だよ」と優しく慰めていただけて。これがやらかしエピソードかも。
入山 私はMC陣との絡みはサウナぐらい。あとは、この前、番組の打ち上げがあって……と思ったけど、私はMC陣としゃべってないや。他のみんなはしゃべったんじゃないかな?
友恵・小杉 私もほとんどしゃべってないかな。
藤本 私はたまたま席が近かった伊藤さんと話しました。
友恵 確かにかなりいい雰囲気だったよね。気安く2人の会話に割り込もうとしたら、「あ、これは入ったらダメなやつだわ」と察してしまう空気感があった。
藤本 そんな大げさな(笑)。でも、芸人さんと一緒にお酒を飲めるシチュエーションにアガっていたのは間違いないです。3か月前までは夢にも見ていない光景でしたからね。伊藤さんも森田さんもかなり優しいんです。ちゃんと1人ひとりに話を振っていただけて。こんな私にまで真摯に向き合ってくれるんだと感激しちゃいました。
友恵 何かアドバイスはもらえたの?
藤本 ポロっと女優を目指していることを話したら、「豪快な女優になってくれよ」と伊藤さんがエールを送ってくださって泣きそうになりました。
友恵 こりゃ、だいぶ酔ってたな(笑)。大学を卒業したら女優を目指すの?
藤本 学校では演出なども学んでいて、演じることと両方やれるのが理想ですね。でも、具体的にはノープランに近いです(笑)。友恵ちゃんは看護師さんになるんですか?
友恵 2月に国家試験を控えていて、今はその勉強に追われる日々かな。本当は配信とかやりたいことたくさんあるんだけど、勉強が最優先!
小杉 暗記が基本なんですか?
友恵 いや、暗記よりは理解が大事かも。高校の生物の授業は暗記がメインだったかもしれないけど、それ以上に免疫や病気についてちゃんと理解しないと解けない問題なのよ。なんとか芸能活動と両立したいところだけど……。合格して卒業しちゃう、フジコーズを続けられるかが今のところ未定なんだよね。女子大生なのが大前提のユニットだし。
小杉 今、マネージャーさんが苦笑いしているのが見えちゃった。
一同 爆笑
友恵 少なくとも、国家試験に落ちたらフジコーズに残留することは決まっています。入山ちゃんは卒業後の目標はあるの?
入山 私は女優を目指しています。NHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」に出演していたのんさんの演技に憧れています。まだまだ、経験も実績もありませんがやれることがら頑張りたいです。最後に小杉ちゃんは?
小杉 私は中川翔子さんみたいなタレントさんが目標です。「ポケットモンスター」が大好きで物心ついた頃から、中川さんが出演していたポケモンのテレビ番組を観ていました。ゲームや絵を描くことが好きなのも共通していて、おこがましい話なんですが、どこか通じるものがあると思っているんです。
──ちなみにポケモンはどの世代を最初にプレイしたんですか?
小杉 「ブラック・ホワイト」です。お兄ちゃんが「エメラルド」をやっていたので、さらに昔の世代のポケモンの知識もあります。それこそ、1日に1匹の色違いポケモンを捕まえるのをも目標にしてプレイしていましたね。4000分の1の出現率はやりがいがありますよ!
友恵 かなり難しいんじゃない。4000匹も出会わなきゃならないんでしょ?
小杉 それが楽しいんですよ。
友恵 4000匹全部対戦するの?
小杉 戦ったり、逃げたりですね。出会ったら、まず初手で「でんじは」を当てて麻痺させるんですよ!
友恵 知らん知らん! ほら、誰も話に付いて来れてないよ!(笑)
──最後に2024年の抱負を聞かせてください。
藤本 全国ライブツアーをやりたい! もっと私たちの存在を知ってもらえる機会になりますしね。ステージでパフォーマンスをするたびに、ファンの方からたくさんのパワーをいただいています。
小杉 あまり、具体的ではありませんが、ズバリ! ありのままの自分で一年間を楽しみたい!!
入山 セカンドシングルを出すのが目標です。カップリング曲の「思い出泥棒」のメンバーを含めて、メンバー全員でパフォーマンスできる曲をいただけるとうれしいです。そもそも、ライブツアーをするためにも曲数は必要ですし。
友恵 国家試験の結果次第にもなりますけど、フジコに残れる場合は「オールナイトフジコ」という番組をもっとバズらせたいですね。私たちがありのままを出せれば自然に面白くなると思いますし。女子大生たちのハプニングをどんどん見せていきたいですね。
<Information>
フジコーズ
デビューシングル「ウェーイTOKYO」絶賛発売中
オールナイトフジコ
フジテレビ系 毎週金曜日 24:55〜26:55 https://www.fujitv.co.jp/allnight-fujiko/
構成・撮影/丸山剛史 取材・文/多嶋正大