サムスンの次期フラッグシップ・スマートフォン「Galaxy S24」シリーズは、1月18日午前3時(日本時間)に開催される「Galaxy Unpacked 2024」イベントで発表される見通しです。

 

そのうち標準モデル「Galaxy S24」は、米国/カナダ向け以外は高性能なSnapdragon 8 Gen 3ではなく、サムスン独自開発チップ「Exynos 2400」を搭載するとのリーク情報がありました。つまり、日本向けはExynos 2400採用モデルという可能性もあるわけです。

 

が、Exynos 2400の性能が改善され、Snapdragon 8 Gen 3と差を縮めつつあるというベンチマーク結果が公開されています。

 

人気ベンチマークアプリの投稿サイトGeekbenchに初めて登場したとき、Exynos 2400搭載Galaxy S24+搭載のシングルコアスコアは2067点、マルチコアスコアが6520点でした。かたやSnapdragon 8 Gen 3搭載Galaxy S24 Ultraはシングルコが2234点、マルチコアが6807点と水をあけていました。

 

が、最新スコアではExynosモデルが2193点、6895点。そしてSnapdragonモデルも2297点と7104点と向上しています。これらはサムスンがソフトウェアの最適化を行ったためと思われますが、Exynosモデルの方が改善が目覚ましく、Snapdragon 8 Gen 3に急速に追いついているようです。

 

Snapdragon 8 Gen 3とExynos 2400は、どちらもChatGPTのような生成系AIをオンデバイス(クラウドに接続せず)処理できると謳っています。またサムスンも、「Galaxy Unpacked」の予告動画で「Galaxy AI is coming」(Galaxy AIがやって来る)と述べており、どちらも電話中の同時通訳を楽々こなすと期待したいところです。

 

Source:Sammobile