女優の入来茉里が、5日に都内で行われたBSテレ東 DRAMA ADDICT『蜜と毒』(10日スタート 毎週水曜24:00〜24:30)の記者会見に白石隼也、柾木玲弥、大谷凜香とともに登壇した。

(左から)入来茉里、白石隼也

同作は、柏屋コッコ氏による電子コミック『蜜と毒〜逆恨みの復讐』(forcs)の実写化作。一時の感情に流されそれぞれ不倫関係を持ってしまった、マチコ(入来茉里)と亮平(白石隼也)夫婦が、互いの不倫相手によって追い詰められていくノンストップ・クライシスサスペンスドラマだ。

○■入来茉里、連ドラ初主演作で白石隼也から太鼓判「『不幸な役が似合うよね』と…」

今作で連続ドラマ初主演となった入来は「役を演じるうえで(主演だからと)意識したことはなく、役に一生懸命向き合おうと」とコメントしつつ、ともに主演を務める白石から「『不幸な役が似合うよね』と太鼓判を押してもらった(笑)」と笑いを誘う。「やっぱり自分の役者人生において、連続ドラマ初主演というのは、これからも残っていくものなので、思い入れがあるなかでクランクインしました」と力強く語った。

また、今回で3回目の共演となる入来と白石。入来は「カメラが回っていないときの待ち時間にコミュニケーションを取って、作品をよりよくしていくための話ができたのは、今までの信頼関係があったからなのかなと思います」と振り返る。一方の白石も「結婚13年目という役どころ。初対面の人とその関係性を一瞬で築くというのはなかなか難しいので、昔から知っているのでやりやすかった」と話した。

しかし、旧知の仲だからこそ、難しいシーンもあったそうで、白石は「絡みのシーンがあったので、そこはどうしても気恥ずかしかった。笑ってないとやっていけないような恥ずかしさがありました」と告白。入来も「ラブシーンはどうしても素が……(笑)。征木くんともラブシーンはあったんですが、こっちは笑い一切なし。でも(白石くんとは)現場でニヤついてしまって……」と照れを隠せなかったと明かしていた。

互いの印象の変化について聞かれると白石は、「2度目の共演から時間が経っていたので、お互い30代を越えて、大人になった状態でお芝居ができた。(今作では)実年齢よりも上の年齢の設定だったので、そこの説得力をどうやって出すかということをたくさん話し合えた。役者としてとても頼もしいパートナーだなと思っていました」と信頼を寄せる。入来も「白石くんは自分の意見をしっかり持った方。今回演じた亮平は白石くんとは違うキャラクターだなと思っていたんですが、こういう役もできるんだな〜と。私はこういう役をやっている白石くんが結構好きでしたね!」と絶賛した。