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 今季ブンデスリーガで初めて味わった敗戦の味は、レオン・ゴレツカにとっては言葉で説明し難いものとなってしまった。フランクフルト戦での1−5という思わぬ大敗劇に、「確かに多くの理由はあるのだろう」と絞り出すようにコメント。「でも一言でまとめて口にするのは難しいね」と国営放送ZDFとのインタビューの中で語った。

 先週末に行われるはずだったリーグ戦、ウニオン戦が大雪のため突然中止となり、その後のドイツ杯でもすでに敗退を喫していたことから、この過密日程の中でぽっかりと10日間という時間が空いたことに、「これだけ長くまったく試合から離れてしまうことは、僕たちにとってはかなり珍しいことではあるよね」と返答。

フロイントSD「ザールブリュッケンのアグレッシブさ」を求める

 ただ2年前のドイツ杯でグラードバッハ相手に喫した0−5での大敗劇ほどの崩壊の危機は感じていないようで、「練習に関しては特に落ち込んだ様子とかは全然感じられていないんだ。ただそれが今日は試合開始から見えてしまったんだよ」と首を傾げる。それはフロイントSDもSport1とのインタビューで語った印象で、「練習もエネルギッシュだったのに、思いもよらなかった。フランクフルト戦で何も発揮できず、あの戦いぶりはいただけない」と奮起を促し、そしてドイツ杯でそのバイエルンを撃破した3部ザールブリュッケンの「アグレッシブさ」を見習うように促す。

 実際にその不可解なまでの不安定さでいえばグラードバッハ戦、さらにはドイツ代表戦も想起させるものであり、ゴレツカとしてはそれを阻止すべく「プレーをコントロール」することで「安定感をもたらす」役割を担いたいと意気込む。それがたとえ本職は「攻撃的」な役割と自負しながら、チーム事情からセンターバックで起用されがちであっても、オールド・トラッフォードで迎えるチャンピオンズリーグ、マンチェスター・ユナイテッド戦に向けて「違う顔をみせなくてはならない」。

ドイツU17が見せた「一丸となった守備」

 まさにドイツ代表においても同様で。自国開催のユーロを半年前に控え、冷め切ったドイツを盛り上げていくための機会は、「夏までには、まだ多くの時間が残されているし、まだまだいろんな可能性がある。」と前を向きつつ、その機会が3月に残された代表戦期間、オランダ戦やフランス戦であり、そして「遅くとも夏までには何をすべきか、その答えをしっかりと理解してヒエラルキーを構築していくことが重要だと思うよ」とゴレツカ。

 そのため「選手1人1人が自問自答しなくてはならない。自分は全力を尽くす覚悟が本当にできているのだろうか?」と強調するように、まさにそれが先日、ドイツU17代表がワールドカップ優勝でみせた「一丸となった守備」で、A代表も守備における安定感、強固な枠組みは何としても見出さなくてはならない課題なのだ。「相手を意表を突こうという考え方に、もう別れを告げるべきだろう。結果が全てであり、この1年半はこれを口にばかりしていた。でも要するに自分たちの責務をしっかりと果たして、良いサッカーをして結果を出す。あとは自然とついてくるものだよ」とゴレツカは語った。