「スベったら俺がなんとかする!」ももクロ・百田夏菜子と岡田圭右のコラボギャグ誕生!?

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「一夜限りのゲストとの深夜食」をテーマに、ゲストとの極上トークをメインディッシュに見立て、メニューを選びながら会話を楽しむ番組『ももクロちゃんと!』。

オープニングから「ココココッココッコッコ〜♪」と陽気に登場したのは、本日のゲスト・ますだおかだの岡田圭右。「情報量が多い…」と、玉井詩織はさっそく困惑。世間からは「スベリ芸人」と呼ばれている岡田。しかしスベリ芸を極めたことで番組MCまで上りつめた岡田に、意外と奥が深いスベリ芸の極意やMC術を学ぶ。

最初のメニューは「閉店ガラガラ!百発百中のスベリ芸」。そもそも、スベリ芸はどうやって生まれたのか、岡田の人生を紐解いていく。もともと芸能界に入ったのは、相方である増田英彦の誘いがきっかけ。大学時代、高校の同級生と漫才をしていた増田に声をかけられ、初めてショートコントのネタ作りに挑戦した。しかしなかなかネタができず、最終的に「マイナーなマンガをパクった」という。

そしていよいよ増田はお笑いを本格的に志し、なんと相方として岡田を誘う。もちろん、大学時代、岡田の作ったネタがパクリだとは知らない増田。その後、いざネタ作りをしてもさっぱりアイデアが出てこない岡田に、増田はガッカリしていたという。

最初のうちは周囲の芸人のレベルの高さに心が折れかけていたが、テレビのバラエティ番組の平場(スタジオで出演する芸人たちのひとり)に活路を見出した岡田。最初はまったくウケず「ただの純粋なスベリ芸人」だったという。しかし、あまりにもスベりすぎた結果、スベってもまったく動じないようになった。

「今でも“スベリ”を狙ってるわけじゃない」という岡田。おもしろいと思ったことを全力でやってスベるのが、スベリ芸の極意だという。そんな岡田の座右の銘は「やりきる勇気、折れない心、あとは編集よろしくね!」

ここからは、ももクロが全力でギャグに挑戦することに。岡田の持ちネタでもある「干支ギャグ」というお題に4人は頭を悩ませる。最初のチャレンジャーは、百田夏菜子。「戌年」をテーマに繰り出したギャグは「犬がワンワン、ウ〜ワン!」というもの。さらに岡田は百田のギャグにつなげて「ここ掘れワンワン、笑いがない!」とまさかのコラボギャグも誕生。「スベったあとは私がフォローします!」と岡田。

その後も盛んにギャグに挑戦したももクロの4人。岡田いわく、芸歴を重ねていくと「(スベっても)最後は人間力でいくしかない」のだという。終始騒がしい雰囲気とは裏腹に、思いのほか深い話が聞ける回である。