『HUNTER×HUNTER』幻の“結末”に衝撃!作者・冨樫義博氏「私が死んだらこれが結末だったという事で」

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蛙亭・イワクラと吉住が、現代社会の“心が疲れきった大人たち”にそっと寄り添うトークバラエティ『イワクラと吉住の番組』。

11月21日(火)に放送された同番組では、大人気漫画『HUNTER×HUNTER』の作者・冨樫義博氏が、同作の幻の“結末”について言及する場面があった。

MCやゲストが愛しているモノの“中の人”に手紙で質問し、その返事を紹介する人気企画「拝啓、中の人」。

前回の放送では、『HUNTER×HUNTER』の大ファンである元櫻坂46・関有美子からの「どこまで考えて描きはじめた?」「キャラクターの設定は何を参考に?」などの創作の裏側に迫る質問に、冨樫氏から驚きの回答が続出した。

今回も関からの「今ハマっていることは?」や「最近、面白いと思った漫画は?」など、冨樫氏のプライベートな部分にも踏み込む質問にスタジオは興奮の連続。

とくに作品でも屈指の名シーンといわれる「メルエムの最期」に隠された秘密については、原作コミックを1巻しか読んでいないはずのイワクラも思わず号泣してしまう。

そんななか、「結末は決まっていますか?」というド直球な質問にスタジオは衝撃を受ける。

これに冨樫氏は「大まかにはⒶⒷⒸ3パターンの終わり方を用意しています」と回答。

続けて「ただ基本的にはこの3パターンのどれも選ばれずに済むくらい面白い結末を考えつくのが理想であり目標です。参考までに3つの候補から漏れたⒹパターンを開示しておきますので、未完のまま私が死んだらこれが結末だったという事で御容赦いただけますと幸いです」と、なんと候補から外れた“幻の結末”を送ってくれたのだ。

これには進行係の森本晋太郎(トンツカタン)も「先生、荷が重いです」と尻込みながら、読み上げた内容にスタジオは言葉を失ってしまう。

あくまで候補から外れた案でありながらも、“原作第1巻の冒頭シーン”とリンクするかのようなその結末に、スタジオメンバーは思い思いに考察を繰り広げる。

吉住も「こういうパターンを最終回だけじゃなくて、話を進めていくごとに毎回いろんなパターンの中から最善の策を選んでいるんだろうな。だから世界中に支持される」と衝撃を受けていたようだった。