見逃し配信100万回突破!「登場人物、全員ヤバい」ついに“パラサイト不倫”が本格始動<泥濘の食卓>

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日向坂46・齊藤京子が初の単独主演で挑んでいるドラマ『泥濘の食卓』(ぬかるみのしょくたく)。

齊藤演じる主人公・捻木深愛(ねじきみあ)が、バイト先の妻子あるスーパーの店長と禁断の恋に落ち、その純粋すぎるがゆえにまっすぐな愛が度を越えていき…。

深愛は愛する店長だけでなく、店長の息子や妻にまで近寄って、徐々にこの家族へと寄生。やがて泥濘へと引きずり込んでいく、かつてない“パラサイト不倫”を描く物語だ。

第3話で店長・那須川(吉沢悠)から「これからも…そばにいてほしい」と思いがけない言葉を伝えられた深愛は、あらためて「やっぱり助けなきゃ、私が」と決意。那須川の妻・ふみこ(戸田菜穂)に接触し、ついに深愛は“パラサイト不倫”を本格始動させた。

そして11月11日(土)放送の第4話では、その動きにさらなる加速を見せる深愛が、いよいよ店長家族が揃う那須川家へ足を踏み入れることに。

そんな大きな分岐点に差し掛かる前に、現在TVerでは怒涛の展開が繰り広げられた第1話から第3話を見逃し配信中だ。

◆深愛の衝撃行動に戦慄!

物語の幕開けでは、齊藤演じる深愛の純粋すぎる姿に可愛らしさを感じさせたのもつかの間、物語が進むにつれ、その純粋すぎるゆえの思考や行動、店長へのまっすぐな愛に恐怖を覚えるように。

店長から突然プレゼントでピアスを贈られたときには、ピアスが開いていなかった深愛は嬉しさのあまりに自分でピアスを開けてしまったり、店長から妻・ふみこの病を理由に別れを告げられたときには、悩み悲しんだ末に店長の苦しみを取り除いてあげれば元の関係に戻れるという考えに至ったり…。

深愛が考える店長の苦しみとは、ふみこの病気――それを良くするために、カウンセラーを装って自作の大量のチラシを店長の家のポストに連日投函したり、ついにはふみこに接触も。

そこには邪な計算などかけらもなく、ただただ愛する店長のため。深愛の口から出る「大丈夫ですよ」という言葉は、店長のために一生懸命行動するゆえに出てくるのだが、間違った方向にどんどん突き進んでいく深愛を見ていると、まるで呪いのように恐怖すら覚えてしまう。

◆純愛モンスターvs恋愛モンスター

まっすぐな瞳と柔らかい口調でジワジワと店長の家庭への寄生に動く深愛の純愛モンスターぶりに恐怖を覚える一方、深愛とはまったく異なった暴走ぶりで見る者に戦慄を与えるのが、店長の息子・ハルキ(櫻井海音)にクレイジーな愛情を抱く恋愛モンスター・幼馴染の尾崎ちふゆ(原菜乃華)だ。

ハルキは学校に行かずに訪れたスーパーで、偶然出会った深愛に優しく接してもらったことをきっかけに深愛へ思いを抱くようになるのだが、そもそもハルキが学校へ行けなくなった原因を作ったのが、ちふゆ。

ハルキを独占したいがためにちふゆは「ハルキが自分をレイプしようとした」という嘘を広め、結果ハルキはクラスで孤立して不登校となってしまったのだ。

そんなちふゆをハルキが受け入れるはずもなく、激しく拒絶されるのだが、ちふゆは諦めるどころかその行動をエスカレートさせる。

電話&メッセージ攻撃をしてきたり、ハルキが好きな人がいると聞くと、それが誰なのか執拗に調べたり…。

さらには、ハルキに執着するちふゆの、過去に起こしたおぞましい行動も明らかになり…ハルキにあげたチョコレートの中に自分の髪の毛を混入させていた?

まったく別の角度から次々に恐怖を与える静かなる純愛モンスター・深愛と、攻めの恋愛モンスター・ちふみの競演に、SNSでは話題沸騰。今後の2人の動向から目が離せない。

◆哀愁ただよう那須川の色気に沼る!

深愛やちふゆのとんでもない動向に引き込まれる人が続出すると同時に、にわかに視聴者を魅了しているのが、吉沢悠演じる店長・那須川だ。

妻子ありながら深愛と禁断の恋仲になり、一度は自分から別れを告げるも、「やっぱり深愛ちゃんがいないと、ダメだ」と言ったり、那須川と妻の絆を目の当たりにして自分の入る隙がないと痛感した深愛がスーパーを辞めた後も「これからも…そばにいてほしい」と思いを伝えたり…。

その度に純愛モンスター・深愛を覚醒させてパラサイト不倫を加速させている張本人なのだ。

これには深愛やちふゆだけでなく、那須川もおかしいという声が上がり、SNSをざわつかせている。

しかしその一方で、那須川の白髪交じりのボサボサ頭で哀愁ただよう姿に、「吉沢悠演じる店長も枯れ具合もなかなか良き」「くたびれた感じ好きすぎるんだが」「そこにいたら好きになりそうな、放っておけない枯れおじさん具合が絶妙」と、ゆるっとした雰囲気の中に醸し出す色気に魅了される人が続出。

そんな那須川は、今後深愛が寄生に動き出したときにどんな姿を見せるのか?

◆もはや「登場人物、全員ヤバい」と話題沸騰!

深愛、ちふゆ、そして店長・那須川…おかしいのは、この人たちだけではない。

そもそも純愛モンスター・深愛を生み出したのは、毒親である母・捻木美幸(筒井真理子)だ。

深愛を抑圧し続け、深愛にかける言葉は辛辣なものばかり。深愛に面と向かって「かわいくない子どもなんて大嫌い」や、いまだに結婚しないことに「これで器量だけでもよかったらもらい手があったと思うけど」と言い放ったり…。とにかく毒親っぷりをさく裂している。

揃いも揃ってヤバさ全開の本作に、SNSでは「登場人物、全員ヤバい!」の声が多く上がるほど。

そんななか、物語の中で唯一の“良心”ともいえるのが、ハルキだ。

ちふゆのせいで不登校になり、家では母が病に…学校にも自宅にも休まる場所がなく、絶望を感じるなかで出会った深愛に一途な思いを寄せるハルキ。

ただ、愛する深愛が父とキスする場面を目撃してしまい、ちふゆの行動はエスカレートするばかりで追い詰められ…。精神的に限界が近づくなか、今後ハルキはどうなってしまうのか?

そんな同ドラマの見逃し配信は、13日間で総計100万回再生突破(1・2話合計 10月22日〜11月3日※ビデオリサーチ算出)。2020年10月クール以降、土曜ナイト枠の最高を記録している。

さらに、TVerでは本編映像や配信限定動画も公開中だ。