ノアシェラン戦に先発した鈴木。(C)Getty Images

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 現地時間10月29日に開催されたデンマークリーグで、鈴木唯人が所属するブレンビーはノアシェランと対戦した。

 この一戦で鈴木はリーグ戦初先発を果たすと、2トップの一角として59分までプレー。得点はならなかったものの、チームは2−1で勝利を収めている。

 デンマークメディア『bold.dk』によると、試合後のインタビューでブレンビーのイェスパー・ソーレンセン監督は、鈴木について「満足している」と述べ、「スペースに顔を出すのが得意で、ダイレクトプレーも上手い。動きが素早いので相手は苦労していた」と称賛した。
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 一方で「パフォーマンスは良かったし、チームに溶け込みつつあるが、すべてを完璧にこなすのは期待していなかった。チームメイトとの“融合”がまだできていないからね」と連係面での指摘もしている。

 今夏に清水エスパルスからブレンビーに加入した鈴木。9月のカップ戦で移籍後初ゴールを挙げると、1日のヴィドーベ戦(3−0)では、2戦連発弾を奪った。ここからさらに出場機会を増やし、チームでの地位を確立できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部