アル・パチーノ、恋人ノアさんとの息子の親権に関する争いが合意に達した。ノアさんは9月に息子ローマン君の物理的な親権を求める申請書を提出していた

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アル・パチーノ(83)と恋人ノア・アルファラさん(29)が、息子ローマン君(生後4か月)の親権に関する法的争いに決着が着いた。ノアさんは今年6月にローマン君を出産し、9月には息子の身上監護権を求める申請書を提出していた。その結果、2人はローマン君に関する親権の取り決めや面会スケジュール、養育費について最終的に合意に達したという。

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アル・パチーノの恋人でTVプロデューサーのノア・アルファラさんは今年6月6日、米ロサンゼルスの病院で第1子男児を出産した。当時パチーノの代理人は事実関係を認め、赤ちゃんの名前について「ローマン・パチーノ(Roman Pacino)と命名されました」と発表していた。

その3か月後となる9月6日、ノアさんがローマン君の「身上監護権」を求める申請書を、米カリフォルニア州ロサンゼルスの裁判所に提出した。

同州の親権には、子どもとほとんどの時間を一緒に過ごす「身上監護権(Physical Custody)」と、子どもの教育や健康管理などの重要な決定権を有する「法的監護権(Legal Custody)」がある。親権の行使は、父母双方が親権を共有する「共同親権(Joint legal custody)」か、片親だけがその権利と責任を持つ「単独親権(Sole legal custody)」に分けられる。

米メディア『Page Six』が入手した法的書類によると、ノアさんは物理的な親権である「身上監護権」を求める一方、パチーノに対して「合理的な面会交流の権利」を与えることや、「法的監護権」の共有を要求したほか、ノアさんの弁護士費用とその他の裁判関連費用の支払いも求めていた。

書類にはパチーノがローマン君の実父であることを証明する、署名入りの「任意親子関係宣言書」のコピーが添付されていたという。

そして『Page Six』は現地時間26日、パチーノとノアさんの間でローマン君に関する親権争いに決着がついたと報じた。同メディアが入手した法的文書によると、2人はローマン君の親権や面会交流のスケジュール、養育費について合意に達したということだ。

さらに米メディア『People.com』が入手した別の法的書類では、2人はローマン君の親権に関する合意書について、裁判官に判決を下すよう求めているという。合意書の内容は、ローマン君の親権や養育費、弁護士費用などに関するものとみられる。2人はともにローマン君の実の親であることを認めており、裁判で親子関係を争う権利を放棄したそうだ。

パチーノとノアさんは2022年4月9日に交際説が浮上し、今年5月にはノアさんがパチーノとの第1子を妊娠していると報じられた。米メディア『TMZ』では当時、ノアさんが妊娠8か月だと伝えていた。

9月にノアさんがローマン君の親権に関する申請書を提出したことが報じられると、パチーノとノアさんの破局説が浮上した。これに対し、パチーノの代理人は声明で次のように述べていた。

「アルとノアはうまく協力し合っています。彼らの子どもであるローマンについても、お互いに合意に達しました。2人は今も交際しています。」

パチーノは元恋人ジャン・タラントさんとの間に娘ジュリー・パチーノさん(34)を、元恋人で女優ビヴァリー・ダンジェロとの間に双子の息子アントン・パチーノさんと娘オリヴィア・パチーノさん(ともに22)という3人の子どもをもうけており、ローマン君はパチーノにとって4人目の子どもとなる。

画像2〜4枚目は『Noor 2023年4月20日付Instagram「My friend Bennett Miller has an exhibition of new prints produced using a DALL・E image generator.」、2021年6月14日付Instagram、2023年8月27日付Instagram「My whole heart and the greatest blessing in my life. Roman」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)