「どういうつもり」デヴィ夫人に山下達郎…ジャニー喜多川氏を擁護した芸能人たちが守る「長い沈黙」
連日話題を呼んでいる、創業者・ジャニー喜多川氏のジャニーズ性加害問題。各テレビ局は事務所へ社名変更などを申し入れ、新規の起用を見合わせる動きも加速している。
9月7日の会見で、東山紀之新社長は、ジャニー喜多川氏による性加害があったことを認め、「鬼畜の所業」と断罪した。結果、世論は一気に “ジャニーズ切り” へと舵を切ることになったが、そんななか、沈黙を守る芸能人たちもいる。
「ジャニー氏と親交の深かったデヴィ夫人は、7月にX(旧Twitter)の投稿で《事務所の子を我が子のように愛しく大切に可愛がり、ワゴンに沢山のお弁当を載せて自ら各楽屋に配っていた》と生前の姿を語り、性被害の告発が続いていた状況を《死人に鞭打ちではないか。本当に嫌な思いをしたのなら、その時なぜすぐに訴えない。》と、強い調子で非難しました。
デヴィ夫人の持論はかなりの批判を浴び、その後、8月に一度更新したきり、Xにはいっさい投稿していません。もともと更新頻度は高くなかったのですが、これまで月に何度かは更新していたため、不自然に映ります。ブログは通常運転ですが、会見に対する言及はありませんでした」(芸能記者)
また、同じく7月には、ジャニーズに楽曲を提供してきた、ミュージシャンの山下達郎の発言も物議を醸していた。山下が所属する事務所「スマイルカンパニー」と、音楽プロデューサー・松尾潔氏の契約終了をめぐる騒動のなか、山下に “ジャニーズ忖度疑惑” が浮上。自身のラジオ番組で、口を開くこととなった。
発言のなかで、山下はジャニー氏の性加害問題を「本当にあったとすれば、もちろん許しがたいこと」と語ったうえで、「私自身がそれについて知っていることが何もない以上、コメントを出しようがない」と、知らぬ存ぜぬを決め込むような態度に終始。
さらに、「自分にとっていちばん大切なことはご縁とご恩」と、ジャニー氏への敬愛の念を語り始めたのだ。最終的には、「このような私の姿勢を忖度、あるいは長いものに巻かれている、と解釈されるのであれば、それでも構いません。きっとそういう方々には私の音楽は不要でしょう」と宣言。
「いやなら聴くな」と言わんばかりの、これまでのファンを切り捨てるような “傲慢姿勢” には《一流だと思っていたのに本当に残念》などと失望の声が寄せられた。
9月7日の会見から約3週間が過ぎたいま、SNSでは、「長い沈黙」を守る2人の態度を疑問視する声が相次いでいる。
《デヴィ夫人て被害者のことを『非礼極まる』とか『国連まで巻き込んで恥ずかしい』とか散々叩いて炎上したらダンマリ決め込んで、Xも放置してるけど、どういうつもりなんだろう?》
《ジャニーさん擁護してたデヴィ夫人はこの会見を見てどういうお気持ちなのだろうか……。》
《ジャニーズの会見を聞いて山下達郎はどう思うのか?被害を訴えているのは今は大人でも、被害をうけた時は子どもです。子どもがひどいことをされたのになんであんな忖度発言ができるのか。大人が子どもを守れなくてどうする。忖度と思う人には私の音楽は不要と言われたんでもう聴く気がしなくなった。》
《ジャニーズの記者会見をみて山下達郎どうしてるかな?あれだけふざけたジャニー擁護をしたんだから自分の間違いを訂正するのかな?それとも皆んなが忘れるのを待つのかな?私は山下達郎も竹内まりやも大好きだったけど二度とこの人達の音楽は聴きたくない。》