ほうれい線が目立つ…顔の筋肉を鍛えて軽減、美容のプロが伝授する「自宅でできる簡単な顔トレーニング」
コロナ禍で長い間マスクを着用していたせいで、ほうれい線が目立つようになったと感じる人は多いでしょう。マスクの下で口を動かさなかったり、表情筋が衰えたりすることで、ほうれい線が深くなる可能性も。諦める前に試したいのが、顔の筋肉のトレーニング。美容家・青木梨奈さん監修のもと、自宅でできる簡単な顔のトレーニングを紹介します。
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■ほうれい線ができる仕組みとは?
ほうれい線とは、鼻の横から口角にかけて走る溝のこと。加齢による肌の弾力低下や表情の癖、姿勢の悪さなどによって、頬の筋肉や皮膚がたるんでしまうことで、ほうれい線ができてしまいます。口元や目元の筋肉は小さくて細かく動くため、使わないとすぐに衰えます。特に日本人は表情が乏しいと言われているため、普段使われる筋肉は3割程度です。また、筋肉の表面にある筋膜という膜が癒着してしまうと、筋肉が動きにくくなり、ほうれい線が深くなりやすくなります。筋膜や硬くなった筋肉はほぐし、衰えた筋肉はしっかり鍛えましょう。
■ほうれい線を軽減、自分でできる顔のトレーニング5つ
以下に、自分でできる顔のトレーニングを5つ紹介。これらのトレーニングは、顔の筋肉を鍛えて血流を良くし、皮膚にハリと弾力を与えることで、ほうれい線を軽減する効果が期待できます。毎日数分間行ってみましょう。
【口内からほうれい線の解消を目指す、目&舌回し】
口内からほうれい線にアプローチすることで、皮膚を引き上げて溝を浅くするトレーニング。
●口を閉じて、ほうれい線を舌先で内側からなぞり、左右に動かします。
●眼球と一緒に舌をゆっくりと1周させます。時計回りと反時計回りを各3回行います。
【舌を動かして、フェイスラインのもたつきや二重あごを解消】
舌を動かすことであご下や首周りの筋肉を刺激し、フェイスラインのもたつきや二重あごを解消します。
●両手を胸の前でクロスさせ、首の前側を伸ばして反らせます。
●舌を思いっきり出し、目とともに弧を描くようにスイングさせます。これを10回行います。
【口角を上げて笑顔に、発音しながらキープ】
口周りの筋肉を鍛えて口角を上げることで、笑顔になりやすくし、ほうれい線を目立たなくします。筋肉の動きを良くする筋膜にもアプローチしましょう。
●頬骨の下に中指を横に置き、斜め45度上方向に圧を入れながら左右にゆっくり揺らし筋膜を緩めます。
●口角を横に引きながら「いー」と発声して5秒間キープします。その時に頬の筋肉を使って引き上げるように意識するとより効果的。
●唇をすぼめて「うー」と言って5秒間キープ。
●これを5〜10回繰り返します。
【あご下についた脂肪流し、小顔とほうれい線にアピール】
あご下の脂肪を流して小顔になるとともに、ほうれい線を引き締めます。
●あご下の脂肪を4本の指で押しながら耳の下に向かって滑らせます。
●これを左右交互に10回ずつ行います。
【目の周りの筋肉・前頭筋と眼輪筋を鍛える】
目の周りの筋肉を鍛えて目元を明るくし、ほうれい線や目尻のシワを予防・改善。
●目をそっと閉じた後で、ギュッと力を入れて5秒間キープ。この時は、眉を動かさず眼輪筋を使って見開くように意識しましょう。
●その後、目をパッと大きく見開く。この時、眉毛は思い切り上に持ち上げます。
●これを5〜10回繰り返します。
顔のトレーニングは、正しい方法で行うことが大切。以下の点に注意しましょう。
●力みすぎないこと。顔の筋肉はデリケートなので、無理に力を入れると逆効果になります。痛みや違和感がある場合は、力加減や回数を調整しましょう。
●毎日続けること。顔のトレーニングは、一度やっただけでは効果が出ません。毎日数分間でもいいので習慣化し、最低でも1ヵ月以上は続けてみましょう。
●水分補給や保湿ケアをすること。血流や代謝を促進することで、皮膚に栄養や水分を届けます。そのため、水分補給や保湿ケアをしっかり行うことで、より効果的になります。
ほうれい線は、自宅でできる簡単な顔のトレーニングで軽減することが可能です。顔の筋肉を鍛えて血流を良くし、皮膚にハリと弾力を与えましょう。毎日数分間でもいいので、ぜひ試してみることをおすすめします。
【美容家・青木梨奈さんの監修コメント】
老け顔の1番の原因となるほうれい線!これを解消するだけで10歳若返りますよ。顔の筋肉の7割は普段使われていないため、硬くなったり衰えたりします。日頃からほぐしと顔のトレーニングを意識することで、ほうれい線は予防できます。すでにできてしまっている方も諦めずに日々のケアをスタートしましょう!
【監修者プロフィール】
Gran nine代表取締役 兼 NINE Group プロダクトプロデューサー・青木 梨奈
エステティシャン出身。大手化粧品メーカー、大手エステティックサロンやエステの本場・フランスに本社を置く有名エステサロンでの勤務、トータルビューティーサロンの店長を経験。その後、メンズサロンの立ち上げやトータルプロデュースを担当し、現在はエステティック協会認定講師として活動。医学学会論文発表、エステサロンコンサルティング、美容クリニックプロデュース、パーソナルカラー診断、化粧品、美容機器のプロデュース、エステスクール、インフルエンサー、コスメイメージモデル、商品アドバイザーとしてテレビ番組にも出演するなど、活躍の場を広げている。
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■ほうれい線ができる仕組みとは?
ほうれい線とは、鼻の横から口角にかけて走る溝のこと。加齢による肌の弾力低下や表情の癖、姿勢の悪さなどによって、頬の筋肉や皮膚がたるんでしまうことで、ほうれい線ができてしまいます。口元や目元の筋肉は小さくて細かく動くため、使わないとすぐに衰えます。特に日本人は表情が乏しいと言われているため、普段使われる筋肉は3割程度です。また、筋肉の表面にある筋膜という膜が癒着してしまうと、筋肉が動きにくくなり、ほうれい線が深くなりやすくなります。筋膜や硬くなった筋肉はほぐし、衰えた筋肉はしっかり鍛えましょう。
以下に、自分でできる顔のトレーニングを5つ紹介。これらのトレーニングは、顔の筋肉を鍛えて血流を良くし、皮膚にハリと弾力を与えることで、ほうれい線を軽減する効果が期待できます。毎日数分間行ってみましょう。
【口内からほうれい線の解消を目指す、目&舌回し】
口内からほうれい線にアプローチすることで、皮膚を引き上げて溝を浅くするトレーニング。
●口を閉じて、ほうれい線を舌先で内側からなぞり、左右に動かします。
●眼球と一緒に舌をゆっくりと1周させます。時計回りと反時計回りを各3回行います。
【舌を動かして、フェイスラインのもたつきや二重あごを解消】
舌を動かすことであご下や首周りの筋肉を刺激し、フェイスラインのもたつきや二重あごを解消します。
●両手を胸の前でクロスさせ、首の前側を伸ばして反らせます。
●舌を思いっきり出し、目とともに弧を描くようにスイングさせます。これを10回行います。
【口角を上げて笑顔に、発音しながらキープ】
口周りの筋肉を鍛えて口角を上げることで、笑顔になりやすくし、ほうれい線を目立たなくします。筋肉の動きを良くする筋膜にもアプローチしましょう。
●頬骨の下に中指を横に置き、斜め45度上方向に圧を入れながら左右にゆっくり揺らし筋膜を緩めます。
●口角を横に引きながら「いー」と発声して5秒間キープします。その時に頬の筋肉を使って引き上げるように意識するとより効果的。
●唇をすぼめて「うー」と言って5秒間キープ。
●これを5〜10回繰り返します。
【あご下についた脂肪流し、小顔とほうれい線にアピール】
あご下の脂肪を流して小顔になるとともに、ほうれい線を引き締めます。
●あご下の脂肪を4本の指で押しながら耳の下に向かって滑らせます。
●これを左右交互に10回ずつ行います。
【目の周りの筋肉・前頭筋と眼輪筋を鍛える】
目の周りの筋肉を鍛えて目元を明るくし、ほうれい線や目尻のシワを予防・改善。
●目をそっと閉じた後で、ギュッと力を入れて5秒間キープ。この時は、眉を動かさず眼輪筋を使って見開くように意識しましょう。
●その後、目をパッと大きく見開く。この時、眉毛は思い切り上に持ち上げます。
●これを5〜10回繰り返します。
顔のトレーニングは、正しい方法で行うことが大切。以下の点に注意しましょう。
●力みすぎないこと。顔の筋肉はデリケートなので、無理に力を入れると逆効果になります。痛みや違和感がある場合は、力加減や回数を調整しましょう。
●毎日続けること。顔のトレーニングは、一度やっただけでは効果が出ません。毎日数分間でもいいので習慣化し、最低でも1ヵ月以上は続けてみましょう。
●水分補給や保湿ケアをすること。血流や代謝を促進することで、皮膚に栄養や水分を届けます。そのため、水分補給や保湿ケアをしっかり行うことで、より効果的になります。
ほうれい線は、自宅でできる簡単な顔のトレーニングで軽減することが可能です。顔の筋肉を鍛えて血流を良くし、皮膚にハリと弾力を与えましょう。毎日数分間でもいいので、ぜひ試してみることをおすすめします。
【美容家・青木梨奈さんの監修コメント】
老け顔の1番の原因となるほうれい線!これを解消するだけで10歳若返りますよ。顔の筋肉の7割は普段使われていないため、硬くなったり衰えたりします。日頃からほぐしと顔のトレーニングを意識することで、ほうれい線は予防できます。すでにできてしまっている方も諦めずに日々のケアをスタートしましょう!
【監修者プロフィール】
Gran nine代表取締役 兼 NINE Group プロダクトプロデューサー・青木 梨奈
エステティシャン出身。大手化粧品メーカー、大手エステティックサロンやエステの本場・フランスに本社を置く有名エステサロンでの勤務、トータルビューティーサロンの店長を経験。その後、メンズサロンの立ち上げやトータルプロデュースを担当し、現在はエステティック協会認定講師として活動。医学学会論文発表、エステサロンコンサルティング、美容クリニックプロデュース、パーソナルカラー診断、化粧品、美容機器のプロデュース、エステスクール、インフルエンサー、コスメイメージモデル、商品アドバイザーとしてテレビ番組にも出演するなど、活躍の場を広げている。