三菱UFJなどメガバンクが軟調、米地銀破綻が続き金融不安くすぶる◇

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 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>などメガバンクが総じて軟調な値動き。米地銀のシリコンバレーバンク(SVB)に続きシグネチャー・バンクが破綻、更に中堅銀行であるファースト・リパブリック・バンク<FRC>が経営破綻したことで、米国での金融不安が改めて意識される状況となっている。JPモルガン<JPM>が買収することが決定しており、目先波紋が広がるようなムードはないものの、「今後も断続的に地銀の破綻が出てくる可能性は否定できない」(中堅証券ストラテジスト)という指摘もあり、警戒感は拭えない状況だ。米国事業を展開するメガバンクにも余波が及ぶのではないかとの思惑も一部にあり、きょうは大型連休前ということもあって目先筋の売りが優勢となっている。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS