「Firefox 112」正式版リリース、便利な操作が複数追加されてより快適なブラウジングが可能に
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ウェブブラウザ「Firefox 112」の正式版が公開されました。パスワードの表示やタブの整理が簡単になる操作が追加され、より快適にブラウジングを行えるようになっています。
Firefox 112.0, See All New Features, Updates and Fixes
https://www.mozilla.org/en-US/firefox/112.0/releasenotes/
パスワードの入力欄を右クリックし、「パスワードを開示」をクリックすると隠されていたパスワードを確認できます。
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◆UbuntuユーザーがChromiumからデータをインポート可能に
Ubuntuを利用しているユーザーが、Snapパッケージ版のChromiumからデータをインポートできるようになりました。バージョン112の登場時点ではSnapパッケージではないFirefoxでのみインポートが可能ですが、Snapパッケージ版のFirefoxについても作業が進行中とのことです。
◆タブバーのリストビューの操作が進化
リストビューにおいて、マウスの中ボタンでクリックすることでタブを閉じる操作が可能になりました。
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◆以前のセッションを復元する操作がショートカットで可能に
「Ctrl(Cmd) + Shift + T」というショートカットで閉じたタブを開くことが可能ですが、セッション内で閉じられたタブが無かった場合は以前のセッションを復元する操作が行われるようになりました。
◆強化型トラッキング防止機能がより強力に
強化型トラッキング防止機能の設定を「厳格」にしていると、URLから自動でトラッキング用のパラメーターを取り除くようになりました。
◆Intel製GPU搭載Windowsでムービー処理が軽量化
ソフトウェアデコードされたムービーのオーバーレイが有効化されました。ムービーのダウンスケーリングの質が良くなり、GPUの使用率も減少しています。
◆日付入力のUIに「消去」ボタンが追加される
簡単に入力を取り消すことが可能になりました。
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◆U2F Javascript APIが無効化される
WebAuthn APIの前身であるU2F APIが標準で無効化されました。U2Fプロトコル自体は引き続きWebAuthn API経由で利用することが可能ですが、何らかの事情でU2F APIを利用する場合は高度な設定の画面で有効化可能です。アドレスバーに「about:config」と入力し、「危険性を承知の上で使用する」をクリック。
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検索欄に「security.webauth.u2f」と入力して表示される設定を切り替えればOKです。
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また、Firefox 112には複数のセキュリティバグフィックスが含まれています。
なお、次期メジャー版となる「Firefox 113」は現地時間の2023年5月9日にリリース予定です。