平和台の環八交差道路で「アンダーパス側道」先行開通へ 将来的に「環七〜新大宮バイパス」つなぐ
環八アンダーパスの工事も大詰めを迎えています。
近隣道路へ迂回呼びかけ
平和台駅付近で整備が進む都市計画道路「放射35号線」(乗りものニュース編集部撮影)。
東京都は2023年2月15日(水)、練馬区で整備が進む都市計画道路「放射第35号線」について、環八通りと交差する「平和台駅前」交差点の周辺で、上下線を両側側道へ分離する交通切り替えを実施すると発表しました。切り替えは25日(土)15時ごろの予定です。
整備中の道路は「放射第35・36号線」として、要町通りをさらに西側へ延伸する形で、環七から東京メトロ有楽町線の地上道路として建設事業が進んでいます。
平和台から西側はすでに暫定開通済みで、途中で北へ進路を変えて川越街道・新大宮バイパスへ接続しています。
平和台駅前交差点では、環八をくぐるアンダーパスが完成間近となっています。今回は、そのアンダーパス部の両脇の側道のうち未開通の北側(都心方面)が開通。現道は西行き車線のみとなり、上下線でアンダーパス敷地を挟んで車線が分離されます。
新大宮バイパスからやってきた車は、平和台駅前交差点の手前のクランクも無く、まっすぐ環八を横断するようになります。
アンダーパス自体の開通予定はまだ明らかになっていません。あわせて平和台駅と直結する地下通路が整備中で、こちらは2025年度の開通目標となっています。