JR総武線の「鮮魚列車」定期運行に 銚子の魚が「お昼に千葉駅に到着」月2回
「鮮魚列車」と言えば近鉄でしたが…
銚子〜千葉間の普通列車で「朝獲れ鮮魚」
JR東日本千葉支社と千葉ステーションビルは10日(金)、総武本線における鮮魚の定期輸送を17日から毎月2回程度開始すると発表しました。
総武本線で使用される209系(画像:写真AC)。
今回の取り組みは、2021年6月から実施した実証実験が好評だったことを受け、本格導入するもの。新幹線で仙台・新潟・金沢から東京駅へ即日輸送するサービス「はこビュン」を横展開し、貨客混載の定着を図る取り組みです。
総武本線を用いた今回の「はこビュン」では、銚子近海の漁港で当日水揚げされた鮮魚を銚子駅から千葉駅まで運び、ペリエ千葉ペリチカとペリエ稲毛フードスクエアに計2店舗をもつ「魚力」へ配送します。
今月の運行は17日と24日を予定しています。当該列車は銚子駅を11時47分に発車し、千葉駅に13時31分に到着する列車となります。
JR東日本によると、在来線の普通列車を活用した荷物輸送の取り組みは、2020年に開始。最初の案件は、磐越西線を用いて郡山から会津若松へオリジナル駅弁を運ぶものでした。