女子高生がライターで火災報知器を故意に作動させ…動画がSNSで拡散! 校長を直撃すると「正直困惑」
若者の飲食店での迷惑行為が後を絶たない。回転寿司チェーン『はま寿司』で青年が他人の注文した寿司に無断でわさびを乗せたり、『スシロー』で高校生が備え付けの醤油や湯呑を舐めるなどの動画を投稿、次々と炎上した。
【写真】ライターに故意に警報を鳴らす女子高生、焦り出す場面も
これらの動画はいずれもTikTokやインスタグラムなどのSNSで投稿され、拡散されたが、今度は埼玉県のとある複合施設での迷惑行為を撮影した動画が注目を集めている。
内容は、女子高生が複合施設のトイレでライターを使って火災報知器を故意に作動させるというもの。動画内では「このあと女の従業員がトイレきて、焦ってトイレ出たら警備員立っててバカ焦りしたよね」というコメントの記述もあった。
女子高生が在校しているという高校に話を聞くと
この動画に対しSNS上では《最近の子達ってどんな教育受けてんだろ…》《すごいな最近の若者は。SNSの使い方、使わなくてもやってはいけないことを教育すべきね。ネットはすぐ広まるし、人生変わっちゃうよ》などと、若者のSNSの利用方法に対し疑問を呈する声が上がった。また、この動画の炎上により女子高生の個人情報を特定する動きが広がり、氏名や通っている高校名、インスタグラムのアカウントが流出。インスタグラムの投稿から該当の生徒の喫煙疑惑まで浮上する騒ぎになっている。
現在流出している情報をもとに、女子高生が在校しているという高校に話を聞いてみた。
「こちらの事件に関しましては、現在、教育委員会や警察と協力して調査を行っている最中です。事実確認はある程度は取れてはいるのですが、ネットで拡散されていることが全てではないので、様々な角度から情報を集めています」(女子高生が通う高校の校長・以下同)
などと、事実を認めるような回答となった。また、日頃の生徒指導についても尋ねてみると
「生徒指導は日常的に行っています。望ましい成長を促すことを意識して、授業や学校生活のなかで機会を見つけながら行っていますね。喫煙などについても今回の事例のように、まずは事実確認などを行ってから、ご家庭と協力して指導しています」
と生徒指導に不備はなかったと主張するが、今回の騒動については……?
「各方面からの問い合わせも多く、正直困惑しております。ただ、学校としても事実を踏まえて適切に指導していく予定です」
軽はずみな投稿で “デジタルタトゥー”が刻まれてしまう現在。SNSの適切な利用方法についても、学校での然るべき指導が必要なのかもしれない。