大雪通行止め“異例の広範囲”に 中国&山陽 北陸も開始 南九州まで!
雪慣れしていない地域に来てます!
北海道から九州まで通行止めに
2022年12月23日14時10分現在、高速道路では雪の影響で、通行止めの範囲が北海道から九州まで広がっています。
※情報を更新しています。
北海道、札樽道の朝里〜銭函。23日10時50分頃。ここから東、札幌西IC以東は通行止めとなっている(画像:NEXCO東日本)。
北海道では道東道の夕張〜十勝清水間が、前日22日夕方から通行止めが続いています。このほか札幌近郊の道央道、札樽道で作業のため、苫小牧周辺などでも事故のため通行止めとなっています。
北陸では、北陸道の金沢森本〜小矢部間、東海北陸道の福光〜小矢部砺波JCT間が10時30分から通行止めになりました。これは並行する国道8号もセットで通行止め開始です。迂回路がかなり限られるので注意が必要です。その後、通行止め範囲は伸びているほか、事故による新たな通行止めが発生しています。
そしてNEXCO西日本管内は、影響がかなり甚大です。
中国道は岡山の新見から、山口の美祢東JCTまでストップ。山陽道も広島周辺で通行止めとなっており、東西の往来が難しくなっています。米子道や浜田道といった路線も大部分が通行止めです。
四国は徳島道の徳島県内、高知道の南国IC以西、松山道の伊予IC以西が雪で通行止め。九州は大分道の大部分、東九州道の苅田北九州空港から別府まで、九州道の八代JCT〜えびのICが通行止めとなっています。長崎道の通行止めは解除されましたが、新たに九州道の八幡〜福岡が通行止めとなっています。
このように、雪に慣れていない高知や南九州といった温暖地域で影響が大きくなっています。
通行止め範囲は今後、さらに拡大の恐れがあります。国を始めとした道路管理者は、交通の影響だけでなく人命にも関わることから、不要不急の外出を控えるよう強く呼びかけています。