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 日本代表は大金星となったFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグ初戦ドイツ戦から一夜明けた24日、ドーハ市内で第2戦コスタリカ戦(27日)に向けた練習を行った。

 練習開始前には見事な手腕で勝ち点3を獲得した森保一監督(54)が報道陣に対応した。その際に、ピッチに水を巻くスプリンクラーの水が想定以上に伸びて受け答えをする指揮官たちを強襲。思いがけない形でシャンパンファイトのように濡れる“祝福”を受けた。

 森保監督の一問一答は以下の通り。

 ――眠れたか。

 「眠れました。ちょっと睡眠時間は短いですけど」

 ――初戦白星を手にした。

 「初戦で勝ち点3取れたことで良かったと思いますし、このグループリーグを戦っていく上では大きな勝ち点3だと思ってますけど、いろんなシミュレーションをしても安心できる勝ち点3ではない。次が大事」

 ――吉田が監督のプラン通りだと言っていた。

 「ドイツは強いので我慢強く戦うのが大切だなと。ドイツだけではないですけど、W杯の舞台で我々のやろうとしている理想はありますけど、現実を見ながら我慢強く粘り強く戦うことが日本人にできること。どういう戦いの中から自分たちのリズムに持ってこられるように考えて準備はしてきましたけど、プラン通りと言いつつ、選手は状況の中で、いい対応力を持って修正力を持って戦ってくれた。戦術のことを伝えたとしても、ピッチ上でやる選手たちが状況に合わせてお互いのやるべき事を合わせてつなげることをしないと、いくら練習でやってもピッチ上で表れない。昨日の試合の流れとしては予想していたことやプランしていたところの一つでもありますけど、選手たちがピッチ上でいい判断を持ってコミュニケーションを持って戦ってくれた」

 ――ロストフの悲劇(18年W杯決勝トーナメント1回戦でベルギーに2―0から逆転負け)から、対応力は求めていたもの。4年立って実ったか?

 「実ったなと言うか、これまでやってきたものの積み上げを選手たちが表現してくれた。対応力と修正力の話をすると、そこから始まっているような感じですけど、この4年間でやってきたこと、まずは自チームのコンセプト、ベースを固めていく、その上で対戦相手とのかみ合わせでコンセプトとゲームプランというベースの部分を準備する、ただ、いろんな技術、戦術の話をしても、選手たちは攻撃のところではアグレッシブに、勇気を持って関わること。1歩前にということと、守備ではもう1歩粘り強く突いていく、1歩食らいついていく、ことをやってくれた」

 ――両ウイングバックに三笘と伊東は初めて見たが、隠してきた?

 「そういうことはありません。これまでの活動の中で(伊東)純也がウイングバックはありますし、(三笘)薫についてはサンジロワーズでやってましたし、今ブライトンでも…」

 (ここでスプリンクラーの水が想定以上に伸びて森保監督を直撃)

 「なかなかアクシデントがありますね。だいぶピッチ上もピッチ外も暑くなっているのでクールダウンしろということかなと。これまで積み上げてきた戦術や選手個々の役割は、自チームでやってきたことと彼らが所属チームでやってきたことをうまく組み合わせて試合で行かせるようにということは、これまでもやってきたこと。よく理解してくれながら自分の良さを出してくれた」

 ――3バックは4日間の非公開練習で準備していた?

 「練習の中では4バック中心にやっているので3バックはやっていません。でも親善試合の中で、毎試合このところ9月とカナダ戦で入れてきていますし、昨日の試合前のミーティングでもそういうことをしないといけないと示唆しながらきているので」

 ――コスタリカ戦に向けて

 「これまでどおり目の前の試合に向けて最善の準備をすることを考えてやっていくだけ。試合が終わって当日は勝って喜ぶこと、悔しかったり辛かったことはありますけど、過去のことは全て成果も課題も含めて今後に向けてポジティブ変換することをやってきていますし、昨日試合前や今回の準備段階でも、これまでの活動の中で、出た結果に一喜一憂しすぎないことは言い続けてきている」