いよいよです!

かつてのホーバー基地とは別の場所 大分側ターミナル

 大分県は2022年10月13日、大分空港のアクセス手段として導入するホーバークラフトの大分市側ターミナルについて起工式を開催しました。


大分空港のアクセス手段として導入されるグリフォン・ホバーワークの船体イメージ(画像:グリフォン・ホバーワーク)。

 ターミナルはかつてのホーバー基地よりも西側、西大分地区に設けられ、ターミナルビルのほか艇庫や約500台分の駐車場が設けられます。旅客ターミナルは、東京駅前に建設される高さ390mの高層ビル「TOKYO TORCH」の頂部デザインなどを手がける藤本壮介建築設計事務所が担当します。

 大分県は、国東半島に位置する大分空港のアクセス性を高めるため、13年前に廃止された別府湾を横断するホーバークラフトの再導入計画を進めています。イギリスのグリフォン・ホバーワーク製のホーバークラフトを導入し、大分市〜空港を最速約25分で結ぶ計画です。

 運行開始は2023年度の予定。実現すれば、アジア唯一のホーバークラフト航路となる見込みです。