運休便がだいぶ復活してきました。

11月は2度に分け「運行再開」改正 アルピコ高速バス

 東京〜長野方面の高速バスを運行するアルピコ交通が2022年11月1日と16日にダイヤ改正を行います。新型コロナによる需要低迷から減便していた便が復活します。


アルピコ交通の高速バス(乗りものニュース編集部撮影)。

 11月1日には松本〜新宿線で4往復、茅野・諏訪・岡谷〜新宿線で3往復、長野〜池袋・新宿線で2往復がそれぞれ復活します。このなかには、松本行き始発便のバスタ新宿6時05分発、岡谷行き始発便の同7時25分発が含まれます。

 16日には、茅野・諏訪・岡谷〜新宿線で1往復、長野〜池袋・新宿線で5往復がそれぞれ復活します。このなかには、上諏訪駅からの始発便4時20分発、長野駅からの始発便4時00分発が含まれます。

 なおも運休が続く便はあるものの、16日以降は松本〜新宿線20往復、茅野・諏訪・岡谷〜新宿線16往復、長野〜池袋・新宿線17往復の体制となるそうです。

 これら地方発の早朝便は、夜行で行くほどではないものの、競合する鉄道(新幹線、特急)よりも東京へ早く着きたいというニーズに応えるもの。全国的に低迷が大きかった地方→東京の移動ニーズの復調が伺えます。