練馬・杉並区民歓喜? 踏切前後で進めない「千川通りのクランク」解消へ 西武新宿線の高架化と別に
踏切なくなるだけじゃないぞ!
踏切渡ったら「進めない!」解消へ
東京都第四建設事務所が2022年10月7日(金)、練馬区下石神井から上石神井までの約350mで計画している都市計画道路補助229号線事業について、測量を行うための資料を公表しました。
事業区間。西武新宿線の高架化と別に、補助229号線(千川通り)の直線化も図られる(画像:東京都)。
補助229号線は、西武池袋線の練馬駅方面と、区南西部の青梅街道を斜めに結ぶ「千川通り」です。このうち補助132号線ならびに西武新宿線との交点(上井草〜上石神井間)前後の線形を改良するのが今回の事業で、計画幅員は20mとなっています。
千川通りはこの西武新宿線の踏切前後で、道がクランク上になっています。千川通りを直進するには、左折して踏切を渡り、すぐ右折する必要がありますが、日中(7〜20時)のあいだ右折禁止となっており進めません。加えて踏切の前後は、南北に交わる補助132号線が朝ラッシュ時などに渋滞しています。
西武新宿線は高架化が予定されており、踏切はいずれ解消されますが、それとは別に、千川通りを直線化してクランク形状を解消、練馬方面〜青梅街道方面を常時直進可能にするといいます。合わせて無電柱化を図り防災性の向上を目指します。
測量は2023年度にかけて行われ、同年度中に事業着手の見込みです。