とうきょうスカイツリー駅は、駅舎が150m東へ移設されます。

連続立体交差事業により踏切を除却


高架化される東武の浅草方面(画像:東武)。

 東武鉄道は2022年10月3日(月)、高架化工事中のとうきょうスカイツリー〜曳舟間について、11月27日から浅草方面行き(上り線)を高架の新線へ切り替えると発表しました。ホームも現在のものから新設のほうへ切り替えられます。

 墨田区では現在、とうきょうスカイツリー駅周辺で連続立体交差事業を進めています。桜橋通りの踏切を除却し、道路渋滞を緩和するものです。これに合わせ、とうきょうスカイツリー駅は東へ約150m移設し改築されます。この高架化事業の完了は2024年度を予定しています。

 今回、この移設後のとうきょうスカイツリー駅が、上り線で使用開始となります。

 駅構造は現在の1面2線の島式ホームから、方向別にホームが分かれた2面3線に変更。北千住方面に、留置線からの折り返し列車用ののりばが新設されます。またホームのデザインは、スカイツリーの麓を支える枝木をあしらったデザインになっています。

 新駅舎の外壁デザインは、北側と南側で異なり、北側は継ぎ目の間隔が上方ほど狭くなる「下見張り」、南側は北側パネル継ぎ目の縦線が横に並ぶデザインになっています。