自宅で結婚式を開いたエンリケ(本人インスタグラムより)

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 かつて、お酒をラッパ飲みする“直瓶”がSNSで大バズり、名古屋で「日本一のカリスマキャバ嬢」として人気を博したエンリケ。現在は株式会社『エンリケ空間』で脱毛サロンやシャンパンサロン、買取サービスなど、実業家としてさまざまなビジネスを展開していたのだが、今年の8月『週刊文春』に、そのシャンパンサロンで男性客の死亡事故が起きていたことが伝えられた。スタッフが泥酔した男性をエアコンのない更衣室で数時間放置したとし、遺族は警察から「保護責任者遺棄容疑を視野に捜査を進める」との説明を受けていたと記述されている。

【写真】夫が暴露したエンリケが秘密裏に送っていたエグいLINE「ここから泥沼戦争になる」

 その後、事故の直後に海外のファションショーを楽しんでいたことが発覚し、炎上。9月8日にも出資法違反の疑いと返金トラブルという新たな問題が浮上。それをめぐって夫と“泥沼劇”が巻き起こっている。

 2020年1月1日にキャバクラ時代の客、通称『ブタさん』との結婚を発表。当初は自身のYouTubeチャンネルなどで夫のこと飲食業系の経営者だと説明し、セレブ生活ぶりを発信していたが……。

夫がインスタグラムで反撃

「『文春』が報じたのは、ブタさんが行っていた“買取パートナー”事業に出資法違反の疑い。契約者のお金で購入したブランド品を『エンリケ空間』が買い取る事業で、指定の口座に現金を振り込みさえすれば、半年後に12%の利益を上乗せして返金されるという仕組みです。被害者の告発によれば、10万円を振り込んだにも関わらず、『大口の取引先の会社社長が亡くなった関係で入金がない。いつ返せるかわからない』と返金がなかったそうです。エンリケさんの名前を使い“ポンジスキーム”を行っていたといった“セレブぶりとはかけ離れた”疑惑はネットを大きく騒がせました」(ウェブメディア編集者)

 9月17日、エンリケはYouTubeチャンネルを更新。薄いメイクに白いシャツ姿というYouTuberの謝罪動画のテンプレートのかたちをとり、「このたびは皆さまにたくさんのご心配、ご迷惑をおかけしました。申し訳ございませんでした」と頭を下げ、こう語るのであった。

「私自身は何も把握しておらず、夫に任せきりでいました。夫のことは心から信頼するパートナーでしたが、実際は彼の言っていることと、説明と全く事実が次々と発覚していきました」

 いかにも今回の一件について自分は関与してないといったような口振りだ。

「私は全て状況を把握しておらず、全容もわからず、いま何から……何を手をつけていいか全くわからない状況です」

 この発信を受けたブタさんは、怒り心頭といった様子でインスタグラムで反撃。9月19〜20日にかけてストーリーズを更新し続け、長文での“暴露”を行った。

「離れて後悔はないよ」送ったLINE

「エンリケさんがシャンパンサロンを私物化していることや浪費癖、そして、『エンリケ空間』の事業に関しては彼女自身の怠惰で参加してこなかったことなどを暴露。また、長年彼女の専属ドライバーを務めてきた男性とのLINEのスクショを公開。そこには、

《ここから泥沼戦争になると思うけど板挟みにしちゃって申し訳ない》

《ただ私は〇〇(※編集部註:夫の名前が伏せ字に)のやっていることは許せないし離れて後悔は無いよ》

 との記述がありました。ブタさんはまだ離婚の話はしていない、としたうえで、“離れて後悔ないって、、、その辺の彼氏彼女くらいの感覚でいるんだよね”と批判しています。結果、泥沼の様相を呈しています」(YouTuber事務所関係者)

 このストーリーより前の9月13日に暴露系YouTuberの東谷義和氏が、夫婦について近々離婚すると暴露していたが、それも現実味を帯びてきた──。

 かつてウェブメディアの取材でエンリケは夫について、「付き合う前からこの人と結婚しようと思ったんですよね。ピンときちゃって、私からアプローチしたんですよ」と語っていた。ふたりが親しかった頃を知る飲食店関係者はこう嘆く。

「結婚後もAさん(ブタさんの本名)はエンリケちゃんが他の男性と食事はおろか、連絡を取り合うのさえ嫌がるほどの束縛ぶりでしたね。ブタさんはとにかく彼女が大好きで常に一緒にいたがり、彼女の髪を乾かしてあげたり、手を繋いで寝たりと甘えてばかりで。それをエンリケちゃんも受けて入れていて、まさにラブラブでしたね」(ふたりの知人)

 その反面、尽くしすぎるが故に、生じてしまったギャップもあるという。結婚指輪はウエディングドレスにかかった費用は約1億円。その費用はなんと、エンリケがブタさんに“貸した”ものなのだという。結婚といった行事に関しては「男性が支払う」といった認識のもとに同意の上で行われたのだが、

「やはりAさんはお金がかかりすぎていると感じていたのか、フランスで行う予定だった結婚式については、なかなか渋っている様子でしたね。結局、コロナ禍で延期になり、自宅でドレスを着て大きなウエディングケーキを用意して“自宅結婚式”をする様子をSNSにアップしていましたが、Aさんからすればホッとしたと思いますよ。金銭面について価値観の違いがあったとは思います。離婚はしてほしくないですが……」(同・ふたりの知人)

 夫婦の問題のみならず、被害者まで生まれてしまった今回の一件、どう決着がつくのだろうか。